村上堆朱の特徴・・・
それは、「彫りとつやけし」。

彫り
中国の唐の時代から伝わる、もともとの堆朱は、
漆を塗り重ねて厚みをだし、そこに彫刻を施して文様にしたものです。
しかし、村上堆朱は、
芯になる木地に彫刻を施し、そこに漆を塗る、という技法になります。
この技法は江戸時代に編み出されました。
漆の無駄がないことや
躍動感のある彫りや、細かい地紋を表現できる利点があります。
彫刻を活かした塗りの技術も見どころです。
つやけし
みなさんが普段よく目にする漆器のつやは、
くもりがなく、鏡のように映るものでしょうか。
村上堆朱は、光るようなつやではありません。
おぼろ月の光のような、奥深いつやが特徴です。
暮らしの器として、使い込むほど手になじみ、
味わいのある、力強いつやが生まれてきます。

あなたなりのつやがでる、それが魅力です。