2019年10月15日(火)、第19回 城下町村上 町屋の屏風まつりが閉幕しました。
ことしも大勢のお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
ことしは、高精細デジタル技術で複製した国宝の屏風を展示する
伝匠美Ⓡ 屏風祭り展 in 村上(9/15~23)や
石草流いけばな家元はじめ、地元華道家たちの作品を飾る
町屋の大華展(10/3~15)も併せて催され
いつもより華やかな開催となりました。
今回は、期間中に披露された各参加店の屏風や民具。
そして、併催イベントの様子をご紹介します。
マップナンバー4 ゑびす屋
現存する村上大祭の屋台の中で、最も古い肴町の屋台。
その1階天井に描かれている鳳凰を描き写し、屏風に仕立てたものが飾られていました。
下の写真はその下絵。一緒に飾られていました。
マップナンバー6 吉川酒舗
マップナンバー7 村上市コミュニティデイホーム
「伝匠美Ⓡ 屏風祭り展 in 村上」開催期間中は、国宝「洛中洛外図屏風 舟木本」(岩佐又兵衛)の複製を展示。
高精細デジタル技術で再現された屏風は、撮影や間近に寄って眺めることも可能でした。
二条城や清水寺などの京都の名所、当時の風俗などが詳細に描かれています。
「町屋の大華展」開催期間中の様子。
マップナンバー10 石崎米店
卵殻を用いた、珍しい漆のお膳も飾られていました。
マップナンバー14 松本園
マップナンバー26 大洋酒造 和水蔵
インパクト大なカエルの金屏風は
大洋酒造5代社長・平田大六さんからお借りしているものとのこと。
マップナンバー32 堆朱工芸舎 池田屋
染色作家・時田越後の染色屏風です。
マップナンバー33 益甚
「伝匠美Ⓡ 屏風祭り展 in 村上」では、国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」(俵屋宗達)の複製を展示。
「町屋の大華展」開催期間中の様子。
マップナンバー34 千年鮭 きっかわ
「町屋の大華展」開催期間中の様子。
千年鮭きっかわでは、10/2に「町屋の大華展」プレイベントが催されました。
石草流いけばな家元・奥平清鳳氏(下の写真中央)を招き
室町時代の立華「花所望」の実演が行われました。
地元小学生も招いて見学、作品づくりにも参加してもらいました。
また同日、十輪寺 庭園では花のアート「花隧道庭園」の制作も行われました。
参加者に協力してもらい、村上地域振興局から提供された
村上地域のユリ約730本を庭園内に設置した竹筒に生けてもらいました。
マップナンバー41 珈琲屋
江戸末期に描かれた、源義経と弁慶の絵屏風(作者不詳)。
マップナンバー46 越後村上うおや
マップナンバー48 旅籠門
光和会の水墨画を展示。
マップナンバー55 益田甚兵衛酒店
次回は20回の節目を迎える、城下町村上 町屋の屏風まつり。
次の開催も、どうぞお楽しみに。