9月17日(日)諸上寺公園の急坂を自転車で駆け上がる「第1回 諸上寺公園ヒルクライム大会」が開催されました。
岩船~瀬波温泉街の間に位置する諸上寺公園。小高い山の上にあり、公園からは日本海や瀬波のまちが見渡せます。
桜の名所としても知られ、公園内やそこに続く坂道にも桜(八重桜・ソメイヨシノ等)が植えられています。
見頃は、毎年だいたいGW後半。その頃になると多くの人出でにぎわいます。
※上記写真は2017年5月2日撮影
しかし、お花見の頃を過ぎると訪れる人はまばら……。
地元のサイクリングクラブ「ICC岩船サイクリングクラブ」では、この諸上寺公園までの坂道(距離は約400メートル・最大傾斜は約18度)を利用したヒルクライム大会を企画。『日本一短い? 自転車一発勝負!』と銘打ち、チャンピオンクラスと一般ママチャリクラスを設けて、各クラス20名の参加者を募りました。
スタート地点で行われた開会式の様子。
初回ということもあり、地元からの参加者も多く、なごやかな雰囲気でした。
参加者の年齢は、下は17歳(高校生)から上は62歳まで。全員男性です。
村上市内を中心に、胎内市や新潟市、山形県小国町からも参加がありました。
ちなみに、隊員である下の二人もママチャリクラスにエントリー
さて、どうなることやら……
大会は、一般ママチャリクラスからスタート!
大会ルールで出走は2台ずつ(道幅が狭いため)、ママチャリは事務局が用意したものを使用します。
ママチャリクラスは、途中で自転車を降りてもOK! 自転車を押しながら坂道を走ってもいいのです。
コースの1/3までは自転車に乗っている人も…
それ以降は自転車を押していく人がほとんど。
小さく「ギブ」とつぶやき、自転車を降りたレスラー
カメラに向かってガッツポーズ
そうこうしているうちに、隊員のmuraさんが坂を駆け上がってきました!
もうすでに自転車を押している!! …作戦……なのか( ・´ー・`)?
前日にコースを下見し、作戦を練ったそうです。
せやまさんもやってきました!
こちらはまだママチャリに乗ってますね、がんばれ!
ママチャリクラスの最後は17歳の高校生コンビ。
スタートから安定した走り! 写真手前の男子は一度も自転車を降りずにゴールしたとか。
若いっていいね
一般ママチャリクラス終了後、いよいよチャンピオンクラスがスタート!
チャンピオンクラスも出走は2台ずつ。自転車は自前のものを使用します。
チャンピオンクラスはレース中、自転車を降りてはいけません。
さすがはチャンピオンクラス、コース1/3の地点でもかなりの速さで駆け抜けていきます。
ICCの試走では、およそ2分でゴールできるとのこと。
約2分のスピードレースとはいえ、かなりの急坂。
道幅も狭く、カーブが連続し、緊張を要するコースです。
ゴール時の表情は爽やかそのもの。
レースも終わり、いよいよ表彰式
一般ママチャリクラス
なんとmuraさんが3位に入賞! 作戦(?)勝ちですね。
1位&2位は地元の高校生コンビでした。
チャンピオンクラス
さすがロードバイクの猛者たち、…太ももが太い!
大会最後に記念撮影!
皆さん、お疲れ様でした!
【余談】
撮影のため、坂道を何回も往復し、私(すがいなお)も大変疲れました。
スタッフ・各メディアの皆さんもお疲れ様でした。