2023年5月17日(水)村上市天神岡谷地の水田で、宮尾酒造主催の酒米・越淡麗*(こしたんれい)の田植えが行われました。
*新潟県が育成した酒造好適米
宮尾酒造
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参加したのは、宮尾酒造の酒を取り扱う新潟市・関川村・村上市の酒販店13人、宮尾酒造社長・宮尾佳明さん(写真前列左)をはじめとした社員、農家の皆さんです。
田植えに先立ち、宮尾社長は「(きょう植えた越淡麗が)いい酒米に育ち、われわれはいい酒を造って皆さんにお届けしたい」と話しました。
いよいよ田植えがスタート。田植え枠を転がし、苗を植える場所に印を付けます。
印部分に苗を2~3本ずつ手植えしていきます。
この日は全国的に気温が上がり、村上市も夏日になりました。皆さん、ひたいに汗しながら田植えを楽しんでいました。
参加者の一人、前田商店(新潟市西区)の前田重徳さん(写真中央)は、「田植え枠は、泥が付くと重くなり、どんどん曲がってしまって大変だった」と話し、宮尾酒造の酒について「宮尾社長の人柄同様、真面目で質実。固定のファンも多く、期待を裏切らない酒」と評し、きょう手植えした酒米の出来にも期待を寄せました。
この日植えた越淡麗は、9月下旬~10月上旬に酒販店を招いて稲刈りをしたのち、翌年秋に蔵出しの〆張鶴 純米吟醸 越淡麗になる予定です。