6月はベリーの季節、ラズベリーやジューンベリーといった小粒で甘酸っぱい果実が次々に実ります。今回紹介するブルーベリーもまさに今が旬、先月19日に開園した観光ブルーベリー園 たかのファームへおじゃまし、濃紫色の実が鈴なりの農園内を見学してきました。
(取材日:2021年6月30日)
まずは、たかのファームへの道順を紹介します。
国道7号から清流・荒川の右岸を走る道へ進み、小岩内集落へ。集落内で道が二又に分かれるので、国道113号に向かう方へ進み、写真矢印の道(農道)へ進みましょう。
開園期間中はのぼりも立っています。
のぼりに沿って農道を行くと、青い防風ネットに囲まれた農園が見えてきます。
小岩内農村公園のすぐ近くです。
18アールの休耕田に約20品種・800本ものブルーベリーを育てている、たかのファーム。早生~晩生の多品種を扱うことで、開園期間中はいつでも完熟の実を摘んでもらえるよう工夫しています。
木は一本ずつコンテナで栽培し、ブルーベリーが好む酸性で水はけのいい培地を保っています。コンテナ同士の間隔も広くとっていて、ブルーベリー狩りを楽しむ人たちが快適に過ごせるように工夫されています。
たかのファームにある主な品種は次の通り。
オニール[サザンハイブッシュ系]
早生品種(6月中旬~7月上旬)で皮が薄く、甘くてジューシー。
ヌイ[ノーザンハイブッシュ系]
大粒の早生品種(6月中旬~7月上旬)。甘みと酸味のバランスがいいのが特長。
ミスティ[サザンハイブッシュ系]
6月下旬~7月上旬が旬。食味・香りがいい。
ブルークロップ[ノーザンハイブッシュ系]
6月下旬~7月中旬に旬を迎える、酸味と甘みの調和がとれた特に優れた品種。
デニスブルー[サザンハイブッシュ系]
大粒でバランスのいいおいしさ。
チャンドラー[ノーザンハイブッシュ系]
500円玉大に育つ最大品種。旬は6月下旬~7月中旬。
農園の最盛期は7月1~10日頃とのことですが、それ以降も糖度の高いサンシャインブルーやオザークブルー、サクランボのように赤いピンクレモネードといった晩生品種が楽しめるそうです。
この日は、小岩内集落の女性3人がブルーベリー狩りを楽しんでいました。
入園料500円*で60分食べ放題。摘んだブルーベリーは100g 200円で持ち帰れます。
*開園3周年特価(通常800円)
大粒で皮が柔らかく、種も口の中に残らない、たかのファームの完熟ブルーベリー。次々に旬を迎える、いろいろなおいしさのブルーベリーを食べ比べてみてください。
観光ブルーベリー園 たかのファーム
所在地 村上市小岩内中野堂1920(小岩内農村公園近く)
電話番号 090-2492-2025
開園期間 例年6月中旬~8月中旬
営業時間 9:00~16:00
定休日 不定休
駐車場 20台
【料金】
●入園料 …800円(60分食べ放題)※幼児無料
●摘み取り量り売り …100g 200円~
●パック販売 …100g 300円~
※料金はすべて税込です
※新型コロナウイルス感染症の流行状況によって休園や入園制限をする場合があります。お出かけ前にお問い合わせください