道の駅 笹川流れ(夕日会館)
道の駅 笹川流れは、新潟県で11番目の道の駅として1993(平成5)年2月23日付で登録されました。施設から国道345号に架かる陸橋があり、JR羽越本線「桑川駅」にも併設されている、全国的にも珍しいかたちの道の駅です。
▶「笹川流れ」の由来
沖合の岩の間を盛り上がるように流れる潮流を、中心地・笹川集落の名を冠して呼んだと伝えられています。
シナノキは生育が早く、10~15年前後で根元が直径15~20センチになり、しな糸に適した樹齢になります。伐採作業は適当な太さのシナノキを探すことから始まります。伐採は、川の水かさが増える梅雨に行います。
原材料であるシナノキの皮の採取に始まり、樹皮から糸への加工、そして機織(はたおり)。羽越しな布が織り上がるまでには数多の工程があり、その工程は全て手作業で行われています。それゆえに希少であり、素材や作り手のぬくもりが感じられる羽越しな布。使うたびに艶が出て、愛着がわくものに育っていきます。