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羽越しな布

しなやかな古代布 羽越しな布

平安時代より連綿と織られ続けてきた しな布。羽越しな布は、山形県鶴岡市関川と村上市雷、山熊田でのみ生産されています。山野に自生するシナノキ科シナノキ属の樹皮を採取。それを半年以上かけて糸にし、農閑期に織り上げて、
冬の貴重な収入源としてきました。現在は担い手も少なくなり、より希少な品となっています。一見素朴、その実とてもしなやかな羽越しな布。一度手に取り、その手で触れてみてください。

原材料はシナノキ、オオバボダイジュなどの木々

原材料はシナノキ、オオバボダイジュなどの木々

シナノキは生育が早く、10~15年前後で根元が直径15~20センチになり、しな糸に適した樹齢になります。伐採作業は適当な太さのシナノキを探すことから始まります。伐採は、川の水かさが増える梅雨に行います。

全ての工程が手作業で行われます

全ての工程が手作業で行われます

原材料であるシナノキの皮の採取に始まり、樹皮から糸への加工、そして機織(はたおり)。羽越しな布が織り上がるまでには数多の工程があり、その工程は全て手作業で行われています。それゆえに希少であり、素材や作り手のぬくもりが感じられる羽越しな布。使うたびに艶が出て、愛着がわくものに育っていきます。

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