越後むらかみ 食の聞き書 越後むらかみ 食の聞き書

日ごと移ろう四季がある日本では、季節ごとの行事とそれに伴う食(行事食)が大切にされてきました。ここ新潟県村上市でも、四季折々の行事に加え、地域の祭りや神事等で供される当地ならではの食があり、それは「節がない」といわれる現代において、大切に受け継いでいきたい文化の一つでもあります。

 

当コンテンツは、村上商工会議所と食の街・むらかみブランド化事業委員会が手掛けた『越後むらかみ 食の聞き書』(2015年発行)の中から、ひと月に1~2編ずつ、行事と食に関するエッセイを掲載します。イラストは石田光和さん(エムプリント)です。
※地域や風習によって掲載されている内容とは違っている場合があります

2026/08/01

8月 七夕まつり

たなばた
七夕まつり
【8月16日・17日】

 

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三百年を超す歴史を持つ、七夕まつり(村上七夕まつり)。毎年8月16日・17日に開催されている。さまざまに飾り付けられた七夕屋台が村上市中心部を練り歩き、悪鬼を追いはらうという獅子舞を披露する。睡魔をはらう「ねぶり流し」、江戸時代に五節句の一つとして中国から伝来した「星祭り」、邪気を払い延命を祈願する「伊勢信仰」が結び付き、明治時代に現在のかたちになったといわれる。

祭りの中心は町内の子どもたちで、夏休みが始まると各町内の公民館やお宮などで、笛や太鼓、獅子舞の練習に励む。祭りの当日は、各町内の七夕屋台が市内中心部を回り、にぎやかな掛け声で「商売繁盛、家内安全、悪魔ばらい」と各家の前で威勢のいい獅子舞を披露する。

日が暮れると、七夕屋台に明かりがともされ、昼とはまた異なった風情をみせてにぎわい、七夕まつりが終わるのを惜しむように夜遅くまで獅子舞が舞う。

 

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