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村上市内で行われた、お祭りやイベントの様子を隊員がレポートします!

 

2018/11/20

「村上堆朱 この一品展」に行ってきました!

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突然ですが、皆さんは11月13日は何の日かご存じですか?

 

11月13日は「うるしの日」。昭和60(1985)年に日本漆工芸協会が制定したものです。
その由来は平安時代にまでさかのぼり、文徳天皇の第一皇子・惟喬(これたか)親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、その満願の日に漆の製法を菩薩から伝授されたという逸話によります。この満願の日が11月13日といわれ、制定以前から漆関係者の間では祭日とされてきました。

 

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村上木彫堆朱で知られる村上市でも、毎年11月13日には漆関係者(村上堆朱事業協同組合・村上木彫堆朱伝統工芸士会)が集まり、村上市蒲萄(ぶどう)の山中にある漆山神社を参拝します。ことしは約15名が参加し、それぞれが自身の技術向上と村上木彫堆朱のさらなる発展を祈願しました。

 

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その後、一行は村上市猿沢の大満虚空蔵尊を参拝。
惟喬親王が参籠した法輪寺のご本尊が虚空蔵菩薩であることから、こちらでも関係者らが熱心に祈りを奉げました。

 

 

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さて、現在おしゃぎり会館(村上市郷土資料館)では、「村上堆朱 この一品展」を開催中です。
村上堆朱の名工が手掛けた逸品や現代作家の作品が一堂に会すると聞き、行ってきました。

 

この展示では、個人のコレクションや村上の職人が所有する村上堆朱の名品など、およそ120点を見ることができます。また、堆朱(本堆朱)と木彫堆朱の違いや村上木彫堆朱の種類、過去の名工の功績などが分かりやすく紹介されています。

 

展示されている作品からいくつかご紹介します。

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名工・木村重明(皇室献上品を御下命により修理。また御用品を制作)による螺鈿(らでん)細工。

 

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藤基神社の彫刻も手掛けた有磯周斎(ありいそしゅうさい)と
その子孫・岱斎(漆器の技術を仏壇仏具に導入)、周亭の作品。

 

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佐藤陽雲(村上堆朱を地方産業から芸術へと昇華させた人物)が手掛けた飾り盆。
案内してくださったおしゃぎり会館 学芸専門員・桑原さんもお気に入りの一品。「裏側もすごいんだよ」とのこと

 

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現代の職人・作家が手掛けた作品も並んでいます。

 

 

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「村上堆朱 この一品展」は、12月2日(日)までの開催です。
村上が誇る伝統工芸品・村上堆朱の名品をぜひご覧ください。

 

11月13日の「うるしの日」にはじまり
村上の堆朱文化に触れた秋の一日でした。

 

 

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