昨年11月末より飼育展示している鮭の発眼卵(はつがんらん)。駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」では12月初旬に全てふ化し、おなかに大きなさいのう(臍嚢:栄養が詰まった袋)を付けた仔魚(しぎょ)が誕生しました。
撮影日:2019年12月12日
撮影日:2019年12月17日
さて、あれから1カ月強が過ぎ 。鮭の仔魚はさいのうの栄養をすっかり吸収し、一番上の写真のようにスッキリとした体形になって、稚魚と呼ばれる状態になっています。これまでは水槽の底でじっとしていることが多かったのですが、現在は水中を自由自在に泳ぎ回っています。
また、ご注目いただきたいのは体に浮き出た模様。体側に黒い斑点が並んでいます。これは、パーマークと呼ばれるサケの仲間の稚魚に見られる模様です。
こんな部分にも注目して観察してみてください。