イヨボヤ小ネタ帳 イヨボヤ小ネタ帳

 

鮭のまち・村上の鮭に関する話題を
こつこつ紹介しています。

 

あなたが知らなかった
鮭トリビアにも出合える!?
……かもしれませんよ。

 

記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

 

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鮭 ― いよぼや ―

 

2025/12/01

【12/20まで】越後村上鮭塩引き街道が開催中です!

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本日から12/20(土)まで、村上市庄内町~小町坂の一角に塩引き鮭[しおびきざけ]をつり下げ、かつては市内各所で見ることができた冬の景色を再現したイベント「越後村上鮭塩引き街道」が開催されています。ことしは6軒の民家・商店等にご協力をいただき、それぞれの軒下に合計55本の塩引き鮭をつり下げました。
※見学自由(住民へのご配慮をお願いします)
※見学時は車の往来にお気を付けください

 

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つり下げ作業は11/28(金)に行われ、ことしも村上東中学校の2年生3名が塩引き鮭を運ぶ手伝いをしてくれました。11月上旬に中学校で実施された「塩引き鮭づくり」で自ら作った塩引き鮭を持ち、はしごで待ち受ける作業員へ手渡しました。

 

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手伝ってくれた生徒の一人、舩山和輝[ふなやま-かずき]さんは、塩引き鮭づくり~つり下げまでを振り返って「村上の伝統に触れることができて貴重な体験だった」と話しました。

 

越後村上鮭塩引き街道は12/20(土)まで開催予定です。村上だけの冬の風物詩を楽しむとともに、塩引き鮭ならではの特徴である止め腹*や頭を下にして干すといった部分にも注目してご覧ください。
*腹を全部切らず、一部をつないだままにする切り方

 

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越後村上鮭塩引き街道
会場 村上市庄内町・小町地区内
期間 2025年12月1日(月)~20日(土)
※見学は自由です。住民へのご配慮をお願いします
※見学時は車の往来にお気を付けください

 

2025/04/20

【2025】鮭の子が旅立ちました

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2025年4月14日(月)三面川鮭産[みおもてがわ-けいさん]漁業協同組合が主催する「令和7年度 三面川鮭稚魚放流式」が同組合 第3ふ化場前で行われました。

式には、新潟県知事(代理:副知事)や村上市長らが来賓として招かれ、市内5小学校の児童*や村上中等教育学校の生徒ら約180名が、ことし1月から学校で育てた鮭の稚魚とともに参列しました。
*村上小学校、村上南小学校、瀬波小学校、山辺里小学校、朝日さくら小学校の5年生

 

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式典後は三面川右岸へ移動、約9千匹の稚魚を放流しました。

 

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この日、放流した稚魚の体長は約5cmほど。この稚魚が外洋で成長し、産卵のために三面川へ戻ってくるのは4年後のことです。

 

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稚魚を放流した子どもたちは「元気に戻ってきてね!」などと声を掛けていました。

 


 

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さて、村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」で展示飼育していた稚魚も、この日無事に旅立ちました。ことし1月6日にイヨボヤ会館から発眼卵が配布され、案内所スタッフが一生懸命お世話をしてきた“鮭の子”です。

村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」
https://www.sake3.com/spot/1893

イヨボヤ会館
https://www.sake3.com/spot/163

 

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ことしも案内所スタッフが自らの手で三面川に放流しました。

 


 

温暖化による海水温の上昇など、鮭を取り巻く海洋環境は目まぐるしく変化しており、三面川へ戻ってくる鮭も近年は減少の一途をたどっています。稚魚の放流数も前年度は約580万匹だったのに対し、今年度はこの日放流した分も含め約100万匹と大幅に減り、鮭不漁を改めて感じました。

放流式後の取材で、三面川鮭産漁業協同組合 代表理事組合長の佐藤克雄さんは「4年後、この鮭が大きく育ち、戻ってくることを願っています。鮭の生命力に期待しています」と話しました。

この日旅立った“鮭の子”が、再び三面川へ戻ってくるときを楽しみに待ちたいです。

 

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