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イヨボヤ小ネタ帳 イヨボヤ小ネタ帳

 

鮭のまち・村上の鮭に関する話題を
こつこつ紹介しています。

 

あなたが知らなかった
鮭トリビアにも出合える!?
……かもしれませんよ。

 

記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

 

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こちらもご覧ください!
鮭 ― いよぼや ―

 

2024/04/25

令和6年度 三面川鮭稚魚放流式が行われました

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2024年4月11日、三面川鮭産[みおもてがわ-けいさん]漁業協同組合 第3ふ化場前で「令和6年度 三面川鮭稚魚放流式」が行われ、羽黒神社の江見宮司による神事、出席者・市内6小学校の児童ら約250名による三面川への稚魚放流が行われました。

西奈彌羽黒神社[せなみはぐろじんじゃ]
https://www.sake3.com/spot/54

 

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神事の様子

 

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小学校で育てた稚魚を携え、児童村上小学校・村上南小学校・瀬波小学校・朝日さくら小学校・小川小学校・山辺里小学校の5年生も参列

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(左から)イヨボヤ会館の奥村館長扮する青砥武平治と村上市観光キャラクターのサケリンも同席

イヨボヤ会館
https://www.sake3.com/spot/163

青砥武平治について
https://www.sake3.com/iyoboya/95

 

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放流に先立ち、式辞に立った三面川鮭産漁業協同組合 代表理事組合長の佐藤克雄さんは、昨年は記録的な不漁で180万粒しか捕れず、県内外のふ化施設から卵を購入するなどしてなんとか600万粒を確保したと述べ、「4年後には大群になって戻ってくることを願っています」と話しました。

 

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その後は三面川右岸へ移動、出席者・児童らが鮭の稚魚3万尾を放流しました。

 

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この日、三面川に放流した稚魚は体長約6cm・重さ約3gまで育ったもの。この日放った稚魚を含め、ことしは約580万尾が放流されました。

 

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村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」で飼育展示していた“鮭の子”たちも、この日無事に旅立ちました。これから始まる長く、険しい旅を乗り越えて、また三面川に戻ってきてくれる日を待っているからね!!

 

【2024】鮭の子 観察日記(1)
http://www.sake3.com/iyoboyakoneta/572

【2024】鮭の子 観察日記(2)
http://www.sake3.com/iyoboyakoneta/584

【2024】鮭の子 観察日記(3・終)
http://www.sake3.com/iyoboyakoneta/593

 

2024/03/30

【2024】鮭の子 観察日記(3・終)

2024年3月6日(水)

村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」で鮭の飼育展示を始めて58日目、餌やりを始めてから9日が経ちました。

村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」
https://www.sake3.com/spot/1893

 

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体つきはさらにしっかりとし、泳ぎもずいぶん上手になりました。体側にパーマーク(parr mark)が出ている稚魚もいます。

 

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写真の矢印の先がパーマークです。parrとはサケ科の幼魚という意味で、マークの役割はまだ解明されていませんが、川底の砂利と同化して捕食者に見つかりにくくなるなどといわれています。

 


 

2024年3月13日(水)

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餌やりを始めて16日目、成長著しい鮭の稚魚です。餌を食べるのも上手になり、餌を投入すると、間を置かずに水面へ集まってくるようになりました。

 


 

2024年3月21日(木)

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飼育展示を始めて73日目、そろそろ三面川[みおもてがわ]への放流の時期も迫ってきました。例年に比べるとまだ体が小さい稚魚もいますが、放流する日までいっぱい餌を食べて、強い“鮭の子”に育ってほしいと願う、きょうこの頃です。

 


 

2024年3月27日(水)

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飼育展示79日目の鮭の稚魚です。

例年だと3月下旬にはお別れ(三面川に放流)していましたが、ことしは発眼卵配布が遅れたため、展示期間も長くなっています。

村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」での飼育展示は4月10日(水)までです。まちの中で“鮭の子”が見られるのは今だけ、案内所へお越しの際はぜひご覧ください!!

 

2024/02/28

【2024】鮭の子 観察日記(2)

2024年2月7日(水)

1月上旬から村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」で展示飼育中の鮭の発眼卵*ですが、1カ月が経過してそのほとんどがふ化し、水槽の中は大変にぎやかです。
*卵の膜の中に、鮭の目が見える卵のこと

村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」
https://www.sake3.com/spot/1893

 

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水槽に掛かっている暗幕をめくってのぞいて見ると、仔魚が塊になって泳いでいました。毎年観察していますが、初めて見る動きです! 急に明るくなって、危険を感じさせてしまったかしら? これも鮭の子に備わっている本能なんでしょうね。

 


 

2024年2月14日(水)

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この日はバレンタインデーでしたが、鮭の世界では全く関係ないわけで(なんならこれを書いている人[すがいなお]も関係ないのですが)。仔魚は日に日に成長し、おなかに付いているさいのう*もほとんど吸収して、体つきがスリムになってきました。
*栄養が詰まったオレンジ色の袋

さいのうの栄養を吸収し終えると、自ら餌を捕るため浮上し泳ぎ始めます。こういう状態まで育つと「稚魚」と呼ばれるようになります。

 


 

2024年2月21日(水)

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飼育展示をはじめて44日目、ほとんどの仔魚がスリム化(うらやましい)してきました。見た目は稚魚と呼ばれる状態に近いのですが、水槽の下層で泳ぎ回っており、まだ餌は与えられていません。

 


 

2024年2月28日(水)

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飼育展示51日目、前日(2/27)から水槽に掛けていた暗幕を外し、餌やりも始まりました。体はさらにスリムになり、しっかりと泳げるようになっています。鮭の子の成長は本当に早いです。

 

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稚魚に与えている餌は、アユ・マスなどの養殖に用いているものと同じで主原料はオキアミです。餌やりを始めたばかりの頃は、一つまみ分を細かくすりつぶし、一日に3~4回与えます。
※自然の川で育つ鮭の稚魚は、小さな動物性プランクトンを食べています

暗幕が外され、稚魚のかわいい姿をいつでもご覧いただけるようになりました。村上駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」へお越しの際は、ぜひ水槽の中ものぞいて見てください。

 

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