
供物を乗せた舟を三面川に流しました(舟は回収します)
2025年12月15日、三面川鮭産漁業協同組合 第三ふ化場内の鮭直売所(村上市羽下ケ渕)にて第14回 水神様が執り行われ、主催する「せなみすみれの会」会員をはじめ、大滝敏文副市長や江戸時代に鮭不漁から村上藩を救った藩士・青砥武平治[あおと-ぶへいじ]の子孫など、関係者ら11名が参列しました。

西奈彌羽黒神社[せなみ-はぐろじんじゃ]の江見宮司による神事では、水にまつわる神々と村上の川に戻ってきてくれた鮭に感謝の祈りを奉げました。

神事の後、せなみすみれの会・吉川杏理会長があいさつに立ち、「全国的な鮭の不漁が続いているが、これからも鮭のまち・村上の大切な神事を絶やすことなく続けていきたい」と話しました。

神事に参列した三面川鮭産漁業協同組合の佐藤克雄代表理事組合長は、ことし三面川で捕れた鮭は700匹弱*だったと言い、不漁といわれた2024年よりもさらに1/10程度しか捕れていないと話しました。しかし、千年以上続く村上と鮭の歴史の中で、不漁の年はこれまで幾度もあり、先人たちはそれを乗り越えてきたと続け、これからも三面川の鮭という資源を大切にしていかなくてはならないと力を込めました。
*2025年12月10日時点

閉会後、参加者は葦[あし]を組んだ3艘の舟を抱えて三面川右岸へ移動。鮭の一ビレ(胸ビレが付いたカマの部分)や赤飯、お神酒といった供物を乗せた舟を川の流れに放ち、水の神と川によってもたらされた一年の恵みに改めて感謝しました。