2026年も10月下旬を迎え、三面川[みおもてがわ]などの市内河川では間もなく鮭漁が始まります。10月16日(金)には、本格的な鮭の遡上シーズンを前に、各所で鮭にまつわる神事が執り行われました。

藤基神社(村上市三之町)では、第27回 鮭魂祭[けいこんさい]が執り行われ、主催の「せなみすみれの会」メンバーをはじめ、関係者らが参列。ことしも三面川へ帰ってくる鮭に感謝を奉げ、鮭漁の安全と豊漁を願いました。

【写真左】せなみすみれの会顧問の山貝世津子[やまがい-せつこ]さんは、あいさつの中で「先人たちが築き上げた鮭の文化や伝統、鮭に感謝する心を次の世代につなげていくことが大切」と話しました。【写真右】村上鮭加工業組合から寄付金を贈られた三面川鮭産[けいさん]漁業協同組合 代表理事組合長の佐藤克雄[さとう-かつお]さんは、感謝の言葉を述べた後、現在の三面川での状況について報告。10月1日(木)から始まった鮭有効利用調査では、一日に3~4匹の釣果があった日もあると言い、昨年に比べて川の水が澄んでいることを挙げ「鮭が安心して帰ってこられる川にするため、人間が知恵を絞らなくてはいけない」と話しました。

同日午後には、イヨボヤ会館(村上市塩町)に隣接する塩引き道場にて、第38回 越後村上三ノ丸流鮭塩引き道場 道場開きが行われ、神事では翌日から始まる道場の安全と鮭への感謝、これから始まる鮭漁の豊漁を祈願しました。
※令和8年度 塩引き道場の募集は終了しています

【写真左】西奈彌羽黒神社[せなみ-はぐろじんじゃ](村上市羽黒町)の江見宮司による神事の後、道場に看板が掲げられました(上の写真)。【写真右】閉会後、道場指南役師範の瀬賀功(せが-いさお)さんによる越後村上三ノ丸流の塩引き鮭作製実演が行われ、その手技の見事さに見学者からは感嘆の声が上がりました。
これまでに道場を受講した人は1万7千人に上り、越後村上三ノ丸流の塩引き鮭作りの技は全国に広がっています。ことしは二人1組で一尾の塩引き鮭を仕上げるペア受講も設け、約140名が参加する予定です。
鮭 ―いよぼや―>塩引き鮭
https://www.sake3.com/iyoboya/116
村上市街地の北側を流れる三面川では、明日10月21日(水)からウライ漁が、26日(月)からは伝統漁法の居繰網漁[いぐりあみりょう]が始まります。全国的に鮭の不漁は続いていますが、鮭のまち・村上が誇る文化の一つ、鮭漁をこの機会にどうぞご覧ください。
※ウライ漁は12月上旬、居繰網漁は11/30(月)までを予定しています
鮭 ―いよぼや―>三面川・大川・荒川の鮭漁
https://www.sake3.com/iyoboya/99
イベント情報>2026(令和8)年度 三面川の居繰網漁
https://www.sake3.com/event/12833