岩ガキがお好きな皆様、お待たせいたしました。
村上に天然岩ガキの季節がやってきましたよー!
ちょっと興奮気味にスタートしましたが、新潟県村上市の初夏の味覚・天然岩ガキが旬を迎えています。国道345号の笹川流れと呼ばれる辺りでは、岩ガキやサザエといった貝類を捕る小型船が岩場付近にぽつりぽつりと浮かんでいます。道行けば、あちらこちらでパタパタとはためく「岩ガキ」ののぼり。そのうちだんだん食べたくなってきて、気が付くと店ののれんをくぐって「岩ガキください」なんて口走っていたり。
というわけで、ことしも天然岩ガキをいただいてきました。
今回おじゃましたのは、JR桑川駅のすぐ目の前にある民宿・食堂 ちどり。地元の海で捕れた鮮度抜群の魚介を提供する店です。
小上がりは海を臨む特等席。絶え間なく聞こえる波の音や潮の香りに癒やされます。
さて、そうこうしているうちに運ばれてきた岩ガキがこちら。大きなむき身が3個*で1,200円(税込)、安いぞ!
*岩ガキの大きさによって個数が変わります
ちどりの特徴は、岩ガキに甘めの酢みそが添えられていること。岩ガキを食す際はレモンや酢じょうゆが定石ですが、こちらでは酢みそを付けていただくようです。
わたくし、岩ガキを酢みそでいただくのはこれが初めて。どんなお味なのかしら……とかぶりついてみると、意外や意外(失礼)絶妙のマッチング! 岩ガキのくせのあるうま味(これがうまいのだけど)を酢みそが上手に包み込みます。
ちどりの主人曰く、酢みそで食べさせるのは近辺ではここだけとのこと。もちろん、酢じょうゆの用意もありますが、まずは酢みそでご賞味を。
残りの岩ガキは、やっぱり慣れ親しんだ味で。添えられていたレモンをギュッと搾り、しょうゆをかけていただきました。
ちどりの主人の話しでは、ことしの岩ガキは出始めにしては粒が大きいとのこと。生の天然岩ガキは8月中旬頃まで楽しめるそうです。年に一度のお楽しみ・村上の天然岩ガキ、どうぞ食べ逃さないでくださいね。
他のお食事に関する記事はこちらをご覧ください。
>>むらかみシュラン 村上市桑川駅前「民宿・食堂 ちどり」(2017年8月1日)
民宿・食堂 ちどり
所在地 村上市桑川904-3
電話番号 0254-79-2417
営業時間 10:00~19:00
定休日 食堂は年中無休
公式サイト>>http://www.e-chidori.com