旬、とれたて! 旬、とれたて!

 

食材の宝庫である新潟県村上市。
その魅力たっぷりの海の幸・山の幸・里の幸の
情報をいち早く皆さまにお届けします!

 

●記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

●品ぞろえは天候や収穫・漁の状況等により変わります。

  

2026/08/20

【三面川の珍味】モクズガニ

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画像提供:モクズガニ専門店 貝沼

の遡上で知られる三面川[みおもてがわ]。その源流は、朝日連峰の以東岳[いとうだけ]にあり、手つかずのままの自然が残る上流域では、さまざまな生物が暮らしています。この川で獲れるカニの一種、モクズガニもその一つ。三面川上流で獲れるモクズガニは、清流で育つため臭みがなく、全国・世界のホテルやレストランの料理人からも注目される食材です。

今回は、この希少な食材であるモクズガニの漁を取材してきました。
(取材日:2026年7月22日)

 


 

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三面川でモクズガニ漁を行う貝沼清[かいぬま-きよし]さんは、このカニのおいしさを知ってもらいたいと、2014(平成26)年に「モクズガニ専門店 貝沼」を開業。三面川上流部で漁を行い、新鮮な活きモクズガニを全国へ届けるため、繁忙期には毎日カニ籠を仕掛けます。

越後村上物産会>モクズガニ専門店 貝沼
https://echigomurakami.com/kainuma/
※外部リンク

 

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カニ籠に仕掛ける餌は、アジなどの魚類。モクズガニは夜行性のため、仕掛けた籠は翌日引き揚げます。

 

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水量や流れの緩急、モクズガニの習性などを考え、籠を仕掛ける位置も変わります。重いカニ籠を狙った場所に投げ入れるのにも技術を要します。

 

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獲ったモクズガニは100g以上・それ以下で分けていけすに放ち、求めに応じて生きたままのモクズガニを発送します。

 


 

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この日は特別に、貝沼さんが塩ゆでのモクズガニを用意してくれました。モクズガニは、中国料理に用いられる高級食材「上海ガニ」の同属異種*であり、そのおいしさは本家にも引けを取らないと話します。
*ともにモクズガニ科モクズガニ属(上海ガニはチュウゴクモクズガニ)

 

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甲羅を外すと、黄金色に輝くカニみそがたっぷりと入っていました。海で獲れるカニにはない、濃厚なうま味があり、身にもしっかりとした甘みがあります。

 

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上記画像2点提供:モクズガニ専門店 貝沼

調理前の下処理(泥抜きやコケ取り)は不要。塩ゆで・蒸し焼きの他、ごはんと炊き込んだり、みそ汁にしても、そのおいしさを十全に味わうことができます。

モクズガニの旬は例年9~12月、寒さが増してくるとともに体に養分を蓄え、身やカニみそもさらに濃厚に、食べ応えも増してくるとのこと。試してみたい方は、ぜひ下記へお問い合わせください。

 

モクズガニ専門店 貝沼

所在地 村上市茎太533
電話番号 090-1048-0228
※応答時間は平日9:00~17:00です
メール mmhkg022@ybb.ne.jp

 

2026/07/05

【2026】村上産天然岩ガキ、ごちそうサマー!

 

「旬、とれたて!」をご覧の皆さん!
ことしも村上市に天然岩ガキの季節がやってきましたよ!!

 

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(取材日:2026年6月16日)

新潟県村上市の山北[さんぽく]地域では6/1から、岩船[いわふね]地域は7/1から素潜り漁が解禁になり、8月中旬頃まで、市内飲食店や鮮魚店等で、とれたて・新鮮な天然岩ガキをご賞味いただけます。

 

村上産天然岩ガキが食べられる店・買える店を30軒掲載!
ムラカミ ワイルドロックオイスターズ2026

 

待ちに待ったこの季節、毎年どの店で岩ガキをいただこうかしら?と悩むのですが、ことしは違います 。そう、心はもう「キミにきめた!」なのだ。

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決意の固さを表すために集中線を入れてみました

今回伺ったのは、国道345号(日本海パークライン)沿いにあり、目の前には雄大な日本海と沖に粟島[あわしま]を臨むマルチ鮮魚。村上市街地から海岸線を北上すること約20分、鳥越トンネルを抜けて少し進むと、何やらにぎやかな店が見えてきます。のぼり旗がはためき、店の外には大きく「岩牡蠣」の文字。そして、隣接するウッドデッキでは、おいしそうに岩ガキを食べる人の姿が。うらやましい!

……と昨夏はうらやみつつ通り過ぎたのですが、ことしは満を持して、マルチ鮮魚の岩ガキをいただきます!!

日本海パークライン(外部リンク)
https://nihonkai-parkline.org/

 

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店内に入ってすぐの場所に置かれたホワイトボード。「とれたて・むきたてをご用意いたします」の一文に心が躍ります。

 

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そしてこのお値段! この日はなかったのですが、大は1個800円(税込)とのこと。良心的すぎます。この価格で提供できるのは、マルチ鮮魚の岩ガキが、店主(&息子)自らが素潜り漁で採ってきたものだから。先程のホワイトボードの言葉も納得です。
※天候や漁のいかんによっては価格が変動したり、提供できない場合があります

 

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岩ガキをオーダーしたら、念願の海の見えるウッドデッキへ移動。

 

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テーブルに着くと、目の前は青々とした夏の日本海。空と海の境目に、ぽっこり突き出た粟島も見えます。心地よい潮風が、磯の匂いと波音を運んできます。

 

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さぁ、そうこうしているうちに岩ガキが到着、中サイズを2個ご用意いただきました。店主の本間晴彦さんいわく、「うちは魚屋だから、薬味とかはないけれど、鮮度と味は抜群だから」とのこと。しょうゆ・レモン汁・酢が一緒に出てくるので、好みでかけていただきます。私は、しょうゆとレモン汁をひと垂らし。では、いただきます!

 

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ことしの村上産天然岩ガキもうまし!

夏の磯を凝縮したような、濃厚なうま味が口いっぱいに広がります。一瞬で口の中が磯の香味に支配され、頭がくらくらするような衝撃を受けました。これぞ、とれたて・鮮度抜群な岩ガキの味です。このおいしさが提供できるのは、すぐ目の前に漁場があり、店主自らが岩ガキを採るマルチ鮮魚だからでしょうね。

その代わり、荒天等で漁に出られない日は提供できません。事前に「きょうは、岩ガキはありますか?」などと問い合わせてから、食べに行くのがいいでしょう。

 

さて、村上産天然岩ガキが味わえるのは8月中旬頃(お盆過ぎ)まで。岩ガキは、暑さが厳しくなるほどに身が育ち、うま味も濃厚になります。まさに今だけのおいしさ、ぜひ味わってくださいね。

 

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マルチ鮮魚
所在地 村上市浜新保272
電話番号 0254-79-2070
営業時間 8:30~17:00
定休日 不定休
駐車場 5台

公式サイト
https://multi-sengyo.com/

 

2026/05/10

六斎市 ―立夏の頃―

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(取材日:2026年5月7日)

2026年のゴールデンウィークも終わり、穏やかだった春の日差しも日に日に力強くなってきました。それもそのはず、今月5日は二十四節気の一つ、立夏[りっか]。暦上では、夏が始まるとされる日です。

さて、前回の六斎市訪問から約1カ月が経ちました。店先に並ぶ品々も、もうすっかり春のものに変わっています。前回は、フキノトウや葉ワサビといった山菜が並んでいましたが、今回はどんな山菜に出合えるでしょう。

【前回】六斎市 ―清明の頃―
https://www.sake3.com/shun/1007
公開日:2026年4月5日

 


 

今しか味わえない山菜です。

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シャキシャキとした食感とぬめりが特徴のワラビ。あく抜きをして、おひたしや煮物などで楽しみます。

 

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ミズ(赤ミズ)も食感とぬめりが楽しい山菜です。筋を取り、熱湯でさっと(30秒ほど)ゆでて、冷水に浸せば下処理はOK。おひたしや煮物、漬物などにしていただきましょう。

 

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ミズを使った料理の見本(試食)を出している出店者もいました。見慣れぬ山菜でも、こうやって実際の調理例が分かると手に取りやすいですね。

 

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「山菜の王様」と呼ばれるタラの芽。独特な苦みと香り、調理した際のほくほくとした食感がたまりません。定番はやっぱり天ぷらですが、オイル系パスタの具材にしてもおいしいそうです。

 

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爽やかな香りとシャキシャキとした食感の山ウド。酢水にさらしてあくを抜いたら、柔らかい部分は天ぷらに、茎は酢みそなどとあえて、皮もきんぴらにして食べることができます。

 

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地元の人が「イッポンダチ」と呼ぶ赤コゴミ。あくが少なく、こくのある味わいが特徴です。ゴマあえやおひたしにしていただきます。

 

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青々とした葉・真っ白な茎のウルイも並んでいました。さっと湯がいて、おひたしにしたり、マヨネーズとあえるだけでも独特なぬめりがあっておいしいです。

 

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アイコ(別名エラ)は、みそ汁や湯がいておひたしに。

 

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独特の香りとほろ苦さが特徴の山菜、シドケ(シドキとも)。こちらも、おひたしやあえもので。

 

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タケノコは、掘ったばかりの新鮮なものと下処理済みもありました。

 

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ミョウガの新芽のミョウガタケ。酢みそあえにして、シャキシャキとした食感と爽やかな香りを楽しんで。

 

次に、旬の魚を紹介します。

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身が厚く、脂がのったサクラマス。今や希少な魚です。

 

おいしそうな大福がありました。

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左はいちご大福、右はむらさきいも大福。笹団子・ちまきも用意したそうですが、あっという間に売れてしまったとのこと。おこわやいなりずしもおいしそうでした。

 

六斎市
開設位置
村上市三之町(村上市役所脇道路)
開設日
毎月2、7、12、17、22、27日
※1/2と7/7は休みです
※7/5と12/30は特別に開設されます
開設時間
8:00頃~11:00頃
お問い合わせ
TEL 0254-53-2111(村上市役所 地域経済振興課)

 

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