(取材日:2023年1月12日)
1月半ばになっても、まち中は雪の少ない村上市です。昨年12月にドカッと降った雪が道路脇や空き地に残る程度で、今のところは過ごしやすい冬です。……あくまで「今のところ」ですが……。
追記:1/20(金)頃から天候が崩れ、“最強寒波襲来”となりました(*_*) 皆様、お気を付けてお過ごしください。
そんなわけで、例年出店者・買い物客ともに少なくなる冬の六斎市*ですが、この日は人出も多く、にぎやかでした。村上の冬ならではの味覚もありましたよ。
*毎月2と7の付く日に開設される朝市(1/2と7/7は休み、7/5と12/30は特別に開設されます)
鮭のまち・村上といえば塩引き鮭ですね。
この塩引き鮭は、店主のご主人が三面川で捕った鮭で作ったもの。サイズにもよりますが、とてもリーズナブルでした。
切り身もありました。
※上記とは別の店ですが、鮭は三面川で捕れたものだそう
岩船港で水揚げされたズワイガニ。
冬が旬のヤリイカ。岩船沖で捕れたものだそう。
手作りの栃餅大福。トチノミの煩雑な下処理~加工、中のこしあんも全て店主の手作りとのこと。
新潟のソウルフードこと蒸気パン(ポッポ焼き)。この店は、昨年から六斎市に出店するようになり、平日の開設日だけ店を出しているそう。
蒸気パン(ポッポ焼き)は、細長い形状の蒸しパンのようなお菓子で、外はカリッ・中はもっちり、素朴な黒糖味です。お祭りの露店では定番ですが、ここ六斎市でも買うことができますよ。
看板犬の月(ムーン)くん。おりこうさんです。
黄色い花が春の訪れを感じさせる(まだ1月下旬なので、実際の春はもう少し先なんだけど……)アスパラ菜(オータムポエム)。苦みが少ないので、お子さんでも食べやすいかもしれません。
漬物もいろいろ並んでいましたが、特においしそうだった白菜漬け。器に古い七つ鉢*に漆を塗ったものを使っています。鮮やかな朱色が白菜の優しい色合いを引き立てる、店主の工夫ですね。
*入れ子になった7個一組の鉢のこと
最後に、この日買った“戦利品”を紹介。ビニール袋に入っているのが、先程紹介した白菜漬け。よく漬かっていて、炊きたてごはんや酒のアテにもピッタリです。アスパラ菜は、薄揚げと煮て煮浸しにしました。手前のパックに入った魚は、ヤナギカレイの一夜干し。ヤナギガレイは新潟県が推進する「にいがたフード・ブランド」の一つで、村上市の寝屋漁港・岩船港は漁獲量が多いことで知られています。
新潟が自信をもってお勧めする逸品
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/syokuhin/brand-top.html
リンク:新潟県ホームページ>農林水産部 食品・流通課
例年であれば、冬前に産卵期を迎える魚ですが、ことしは1月でも子持ちが捕れるとのこと。卵が入った一夜干しは絶品! こちらもごはん・お酒によく合いました。
六斎市
https://www.sake3.com/spot/15466
開設位置
村上市三之町(村上市役所脇道路)
開設日時
毎月2、7、12、17、22、27日 8:00頃~12:00頃
※1/2と7/7は休みです
※7/5と12/30は特別に開設されます
お問い合わせ
TEL 0254-53-2111(村上市役所 地域経済振興課)