2021年は警報級の大雪で幕が開けました。雪国・新潟にあって雪は珍しいものではありませんが、1月初めからこうもどっさり降り積もるというのは近年まれなことです。
さて、そんな中ですが旬の食材を探しにJAふれあい市 よれっしゃ・こいっちゃへ行ってきました。この日は前日まで雪が降り続いていたことから地元農家の納品が滞り、いつもは棚いっぱいに並んでいる農作物もかなり品薄状態でした。でも、品数や量は少なくても冬~早春の農作物や村上の冬らしい味覚もちゃんと並んでいましたよ。
(取材日:2021年1月12日)
黄色い花を付けたオータムポエムと鮮やかな赤色が目を引く二十日大根。オータムポエムはおひたしや天ぷら、軽くゆでてから炒めたりしてもおいしいです。二十日大根は、その色をいかして甘酢漬けやサラダに。
アサツキはまさに今が旬。ゆでてから和え物に、生のままみそを付けて食べたり。
普通の白い大根に比べ、やや小ぶりでずんぐりとした形の赤大根。煮込むと色が抜けてしまうので、熱を加えずサラダや酢漬けに。
この日並んでいた冬の果実、上からキウイフルーツ、ユズ、レモン。中でもレモンは村上市内で作られている珍しいものでした。値段はしますが安心して使えます。
そのほか、キャベツやカブ、ニンジンといった普段使いの冬野菜もリーズナブルな値段で並んでいました。
村上の冬の味覚の一つ、飯寿司もありました。こちらの飯寿司は、具材にマスやイクラ、数の子などを使っているようです。
新潟を含む、北陸や東北の日本海側でよく作られている打ち豆。大豆をつぶして平らにし、乾燥させたもので、保存性が高く、しかも栄養価が高いのが特長です。みそ汁や煮物の具に、ひき肉を使ったカレーに入れてもおいしいですよ。
岩船産コシヒカリを蒸して練り上げ、棒状にした、その名も村上まんまスティック。煮崩れしにくいので鍋の具材にもオススメ。一口サイズに切っておしるこに、バターしょうゆで炒めてもおいしいです。
これからますます寒さ厳しくなり、その分おいしさも増す村上の冬野菜。おいしい村上市産の農産物や加工品を食べて、この冬を元気に乗り越えましょう!
JAふれあい市 よれっしゃ・こいっちゃ
所在地 村上市田端町8-28
電話番号 0254-75-5550
営業時間 8:00~16:00
定休日 毎月1日(土・日曜日、祝日の場合はその限りではない)、年末年始
公式サイト http://www.ja-niigataiwafune.or.jp/store/farmstand.php