旬、とれたて! 旬、とれたて!

 

食材の宝庫である新潟県村上市。
その魅力たっぷりの海の幸・山の幸・里の幸の
情報をいち早く皆さまにお届けします!

 

●記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

●品ぞろえは天候や収穫・漁の状況等により変わります。

  

2025/07/05

【2025】村上産天然岩ガキ、ごちそうサマー!

 

こちらをご覧の岩ガキファンの皆さん
新潟県村上市に天然岩ガキの季節がやってきましたよー!!

 

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取材日:2025年6月12日

長く美しい海岸線を有する村上市では、例年6月1日に山北[さんぽく]、7月1日に岩船[いわふね]の岩礁域で素潜り漁が始まり、8月中旬頃まで市内各所の鮮魚店や飲食店等で夏の味覚、獲れたての天然岩ガキがご賞味いただけます。

 

村上産天然岩ガキが食べられる店・買える店28軒を掲載!
ムラカミ ワイルドロックオイスターズ2025

 

さて、岩ガキ大好き★すがいなおが毎年楽しみにしているこの季節、ことしはどの店で初物をいただこうかしら~と車で国道345号のお幕場森林公園付近を走っていると、見つけましたよ、「岩ガキ」と書かれたのぼり旗!

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発見時の衝撃を表すために集中線を入れてみました

こののぼり、兄が和食・弟がイタリアンを手掛け、一つの店でその両方が楽しめる和いたり庵ヤマトのものだな。旬の地元食材を用いた料理は和洋ともに定評アリ、村上産天然岩ガキもおいしいに違いない!

 

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価格は取材当時のものです

店舗入り口に置かれた黒板メニューの一番上に「山北産 岩ガキ」の文字を発見!

聞けば、岩ガキは単品はもちろん、ごはん・みそ汁に数種の小皿料理などが付いた「牡蠣御膳」(ランチタイムのみ)としてもいただくことができるそう。よし、今回は牡蠣御膳をいただくことにしよう。

 

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運ばれてきた牡蠣御膳(2,500円・税込)がこちら。

小皿は、旬の魚介を盛り合わせた刺し身(この日はなんと5種盛り!)、天ぷら(エビしんじょうが泣けるうまさ)、茶わん蒸し(ふわとろん食感)、空心菜[くうしんさい]の油炒め(シャクシャクしておいしい)の4種類。そこに岩船産コシヒカリの艶々ごはん・みそ汁・漬物、食後にデザート(この日はパンナコッタ)&ドリンクが付いて、もう大満足の内容です。
※小皿料理・デザートの内容は日によって異なります

 

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そして、なんといってもメインはこの山北産の天然岩ガキ。和いたり庵ヤマトでは、注文を受けてから殻を外すので鮮度も抜群なんです。

 

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添えられていたのは、スダチ(またはレモン)・もみじおろし・青ネギ。キュッ!とスダチを絞ったら、香り爽やかな自家製ポン酢につけていただきます。

 

ことしの村上産天然岩ガキも
べらぼうにうまい!
うまい天然岩ガキにありつけて、ありがた山です。

また和いたり庵ヤマトでは、ディナータイム限定で、刻んだトマト・玉ネギ等をバルサミコで味を調えたイタリア風のソースで岩ガキをいただくこともできるとか。こちらもオシャレでおいしそうですね。

 

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和いたり庵ヤマト代表、和食担当の斉藤智行[ともゆき]さんは、天然岩ガキは産地により味わいが微妙に異なると言い、それが魅力と話します。「山北産はあっさりしていて何個でも食べられてしまう。比べて岩船産はうま味が濃厚なのが特徴です。」(斉藤さん)

7月に入り、山北・岩船どちらの天然岩ガキも楽しめるようになりました。ぜひ、産地の村上市まで足を延ばし、岩ガキの食べ比べや好みの味探しをしてみてください。
※漁や入荷状況によっては提供できない場合があります。最新情報は直接お問い合わせください

 

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和いたり庵ヤマト

所在地 村上市北新保753-3
電話番号 0254-62-7375
営業時間 11:00~13:30Lo/17:00~21:00Lo
定休日 不定休(主に月曜日)
※詳細は公式サイト等でご確認ください
駐車場 20台

公式サイト
https://waitarian-yamato.com/

公式Instagram
https://www.instagram.com/waitarianyamato/

 

2024/11/20

六斎市 ―立冬の頃―

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(取材日:2024年11月7日)

2024年の短い秋が過ぎ、間もなく冬が訪れようとしています。二十四節気の一つ、立冬を迎えた日の村上市は、まさに冬の入り口に立ったかのような冷え込みでした。

そんな日の朝に立ち寄った六斎市。ぽつりぽつりと人が行き交い、そこここで話し声が聞こえ、人のぬくもりが感じられました。店先に並んだ野菜や魚介ももう冬のもの。旬のものをおいしくいただき、来る冬に備えたいものです。

六斎市
https://www.sake3.com/spot/15466

 


 

この日、店先に並んでいたものを紹介します。
まずは魚介から。

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鮭のまち・村上の、この時期の楽しみといえば、しょうゆはらこでしょう。こちらは出店者の手作りで毎年人気とのこと。新米の炊きたてごはんにのせれば、もう言うことなしです。

 

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小ぶりなヤリイカが煮付けになって並んでいました。お酒のアテによさそうです。

 

続いて、今が旬の農産物。

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前日に収穫したばかりというレンコンが並んでいました。だるまれんこん*という品種だそうです。
*新潟県長岡市周辺で作られている伝統野菜「長岡野菜」の一つ

 

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白いカブと赤カブ。手作りの赤カブ漬けもありました。

赤カブ漬けの作り方
https://www.sake3.com/akakabu/61

 

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里芋がぎっしり、とてもお買い得でした。

 

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こちらは手作りのみそ。「糀[こうじ]がいっぱいでおいしいよ」とのこと。

 

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こちらは生柿ですが、さわしたのもありました。

 

最後に生花を。

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生花を扱う店の前はシクラメンやポインセチアで飾られ、とても華やかでした。冬に向かい、暗い色が増えていく中で、こうした鮮やかな色が暮らしの中にあると心も明るくなりそうです。

 

六斎市
https://www.sake3.com/spot/15466

開設位置
村上市三之町(村上市役所脇道路)
開設日
毎月2、7、12、17、22、27日
※1/2と7/7は休みです
※7/5と12/30は特別に開設されます
開設時間
8:00頃~11:00頃
お問い合わせ
TEL 0254-53-2111(村上市役所 地域経済振興課)

 

2024/09/10

【鮮烈デビュー!】新潟のどぐろ「美宝(びほう)」

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(取材日:2024年8月23日・26日)

2024年7月、華やかにデビューした新潟県産のどぐろブランド「美宝(びほう)」。ノドグロ(正式名称:アカムツ)は、白身の魚でありながら脂ののった、煮ても・焼いても・刺し身でもおいしい魚です。

新潟県はノドグロの産地の一つ。県では、以前よりブランド推進品目の一つに挙げていましたが、今回、さらに高規格の基準を満たしたノドグロだけを「美宝(びほう)」という名前でブランド化しました。

 

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岩船港

美宝を獲ることができるのは、県内でも3港7漁船の熟練した漁師だけその中でも、村上市は桑川・岩船の2港6漁船が認定されています。今回は、そのうち5艘の漁船が属する岩船港を訪ね、新潟県漁業協同組合岩船港支所で話を伺いました。

 

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取材にご協力くださったのは、新潟県漁業協同組合岩船港支所 支所長の伴田航さん(写真左)と支部長の脇坂三重城[みえき]さん。脇坂さんは、美宝を獲る岩船港5漁船の一つ「栄伸丸」の漁師でもあります。

 

▶漁について
美宝の漁法は、はえ縄*です。夜10時頃に出港し、片道2時間以上かけて漁場(粟島沖)に向かい、漁をして翌日午前10~11時頃に港へ戻ってきます。
*一部の刺し網を含みます

 

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はえ縄漁は、1,000mの幹縄に100の枝縄があり、枝縄の先にある釣り針で魚を獲ります。幹縄は、その日の海の状況に応じて5~6つ使うとのこと。釣り針に付ける餌は、時期によりサンマやイワシを使います。漁場に着いたら、まずは釣り針の一つ一つに餌を付け、海へ投げ入れます。1,000mにつき100本の釣り針が付いているため、6つの幹縄を使う時は600本もの釣り針に餌を付けます。それだけでも大変な作業です。

ノドグロの習性は、目の前に餌がきたら食べるとのこと。そのため、餌の付いた釣り針を海に投げ入れた後、ノドグロのいる場所に船を移動させて漁をしているそうです。ノドグロがいなければ獲れない時もあって、そこは熟練漁師の読み次第。その後、幹縄を巻き上げますが、巻き上げには時間がかかり、魚が多く獲れた時は1,000m巻き上げるのに1時間くらいかかるそうです。

 

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「潮の判断で獲り方を変える」と話す脇坂さん。潮の流れは日によって異なり、また水深によっても異なるそう。幹縄は潮に乗せるのが良く、その日の潮の流れを読みながら獲り方を変えているそうです。また、のどぐろは4~6月頃は岩場に生息することが多いため、数は多く獲れないそう。8月になると産卵前で脂ののった大きいサイズが獲れるそうです。

 

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また、「ノドグロは、水揚げして空気にさらすときれいに映えるんだよ」と教えていただきました。朱色の艶々した、大きなうろこがピカピカと光り、まるで宝石のようなノドグロは、まさに美宝という名がぴったりですね。

 

▶美宝の品質
ここからは美宝の品質に迫ります。高規格をうたった厳しい審査基準。選ばれた漁師が獲り、品質管理を徹底したノドグロだけが美宝になります。

 

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「基準は①400g以上であること。②うろこの剥がれがないこと。③直接手で触れないこと。④漁獲後から氷冷し、魚体に氷が直接触れないように荷造りを施すこと。などです」と伴田さんが教えてくれました。

美宝を獲る漁師は、現在は岩船港に5艘、桑川漁港に1艘、そして糸魚川市の筒石漁港に1艘(刺し網漁の指定漁船)の計7漁船の熟練漁師のみ。脇坂さんは15歳から漁師になり、現在76歳。ノドグロを獲って30年以上のキャリアを誇ります。

ノドグロを獲るためのはえ縄漁は寺泊の漁師から習ったそう。「最初はうまくいかなかったよ」とのことですが、これまでに何度も2kg超えのノドグロを手にしてきました。海も魚のことも知り尽くしている漁師だからこそ、高規格の魚が取り扱えるのですね。

 

美宝の将来
ことしブランド化した美宝。当初7月1日から流通開始の予定でしたが、7月は時化[しけ]が多く、思うように出漁できませんでした。初競り(入札)が行われたのが7月19日。8月に入ってからは、出港したら獲れるようになってきたとのこと。700g~1kgくらいがよく獲れるそうです。9月頃まで美宝の漁は続くとのことでした。

 

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美宝にだけ付けることができるタグ。裏面には獲った漁船の名前も記載されています

伴田さんは、今はメディアの取材も多く、美宝の認知度が上がってきていて、需要が高まっているとのこと。将来的には、「美宝」の獲れる漁師を増やしていきたいとおっしゃっていました。

 

さて、美宝とはどんなおいしさなのでしょうか。まだ食べたことのない美宝ですが、その味は別格といわれています。村上市では1軒、料亭 能登新で取り扱いをしています。この他、新潟県内では9店舗、東京で1店舗が取り扱っています。詳しくは下記の公式サイトをご覧ください。私もいつかは食べてみたい!

 

新潟のどぐろ「美宝」|宝漁鮮美
https://bihou.net/(外部リンク)

料亭 能登新
https://www.sake3.com/spot/1098

 

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