旬、とれたて! 旬、とれたて!

 

食材の宝庫である新潟県村上市。
その魅力たっぷりの海の幸・山の幸・里の幸の
情報をいち早く皆さまにお届けします!

 

●記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

●品ぞろえは天候や収穫・漁の状況等により変わります。

  

2022/01/30

【活ガニ・マダラ】漁師市場で見つけた冬の魚介!

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2022年も、もう一ヵ月が終わろうとしています。「1月は行く」といいますが、時が過ぎるのはあっという間ですね。寒い日はまだ続きますが、次の季節は少しずつでも確実にやってきています。

 

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荒れた日本海。岩船港近くにて。

海が荒れて、出漁できる日が少なかった1月。貴重な冬の穏やかな日に「漁船が出た」と聞き、岩船港直売所に向かいました。漁協直営「漁師市場」には、冬の魚介が並んでにぎやかでした。
(取材日:2022年1月27日)

 

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冬が旬の魚介といえば、なんといってもこのズワイガニではないでしょうか。この日、並んでいたのは活ガニ。生きているカニは水温管理が難しいとのこと。もちろん鮮度は抜群、いろいろな楽しみ方ができます。

 

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内子が詰まったメガニもありました。

 

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同じく冬が旬の魚・マダラも立派なものが並んでいました。

淡白な身は、煮る・焼く・蒸すとどんな調理法でもおいしくいただけます。鍋にするなら、身にさっと塩をふって半日ほど干してみてください。うま味が凝縮し、身も崩れにくくなるそうです。

新鮮な白子・たらこはもちろん絶品。生のたらこは「マダラの子のしょうゆ漬け」にするのもいいですね。ほぐした卵をしょうゆや酒などを合わせた漬けダレに1~2日漬けます。旬の今しか味わえない特別なごはんのお供・酒のあてになります。

 

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上の写真は、2と7の付く日に開設される六斎市で見つけたしょうゆ漬け。臭みもなく、プチプチとした歯触りでおいしかったです。

 

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アサバガレイ

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ソウハチガレイ

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ヤナギガレイ

この日はカレイが3種類ありました。中でもヤナギガレイは、新潟県が勧める「にいがたフード・ブランド」の一つで、淡白で上品なうま味のある魚です。新鮮なものは刺し身にしたり、天ぷらやフライ、一夜干しにしてもおいしいです。

 

漁師市場の品ぞろえはその日次第、今回紹介した魚介もいつもあるとは限りません。その日の出合いを楽しんで、村上・岩船沖で捕れた旬の魚介を味わってください。

 

 

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岩船港直売所

所在地 村上市岩船港町3144-21
電話番号 0254-56-7107
営業時間 9:00~16:00
※魚の加工(無料)は15:00まで。
※魚種によっては加工できないものもあります。

定休日 水曜日
駐車場 50台

公式サイト
http://www.iwafunegyokou.com

 

2021/06/15

2021 天然岩ガキの季節がやってきた!

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夏の岩ガキが大好物だという皆さん!
村上に天然岩ガキの季節がやってきましたよー!!

 

ことしもテンション高く書き始めましたが昨年の様子、2021年も6月突入! 山北エリアの海では素潜り漁が解禁になりました。ということで、村上に天然岩ガキの季節がやってきましたよ!

 

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初物の天然岩ガキを求めておじゃましたのは、笹川流れ遊覧船の建物内にある「笹川流れの地魚処 天ぴ屋」。地元・笹川流れで捕れた魚介類を自社でさばき、一夜干しや薫製などに加工して販売しているお店です。

 

天ぴ屋に関する過去の記事はこちら。

●おすすめ特集「むらかみやげ」
笹川流れの地魚処 天ぴ屋(2019年6月10日)

●おすすめ特集「むらかみシュラン」
「笹川流れ地魚処 天ぴ屋」で絶品バーガーを食す(2020年7月21日)

 

天ぴ屋のショッピングサイトはこちら。
https://tenpiya.jp/

 

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店を訪れてすぐに見つけた天然岩ガキのPOP! 「時価」とありますが、詳しく聞くと岩ガキのサイズによって1,200~800円(2個セット)でいただけるそうです。

天ぴ屋では、素潜りをする海女さん(といっても男性が多いらしい)から直接仕入れるため、捕れたて新鮮な岩ガキをリーズナブルな価格で提供できるそう。

 

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値段が分かってひと安心、心おきなく1,200円*の岩ガキをいただきます。
*この日(2021年6月上旬)は1,200円と1,000円の岩ガキがありました。

 

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出始めは粒が小さいことが多いのですが、ことしの初物は大きい! 

 

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添えられたレモンを絞り……

 

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岩ガキ専用酢じょうゆ(煮詰めたしょうゆに酢を合わせた天ぴ屋オリジナル!)を……

 

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滴滴(てきてき)とかけて、いざいただきます!

 

ことしの岩ガキも
うまいー(' jjj ')/←「あまちゃん」より

 

乳白色の身はプリッとしていて、かんだ瞬間、口の中に岩ガキの濃厚なうま味が広がります。磯臭さや貝類特有のガキガキとしたイヤな感じ(伝わるかしら?)は微塵もありません。潮の香りと濃厚でクリーミィーな岩ガキのうま味、レモンと酢じょうゆがおいしさを引き立て、気付けば2個目の岩ガキもあっという間に完食です(*´з`)=3。

 

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岩ガキは2F「海カフェ」でいただきました。

 

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窓の外には穏やかな海が広がり、吹き抜ける風は心地よく、口の中は岩ガキのおいしさで満たされ、なんて幸せなひととき。

もしかして、岩ガキの身には幸福が詰まっているのかも!? ナンチャッテ。

 

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天然岩ガキを味わった後(前でももちろんOK!)は、遊覧船に乗っておいしい岩ガキが育つ海(笹川流れのこと)をクルージングするもよし、お土産に天ぴ屋自慢の魚介を物色するもよし。村上が誇る名勝・笹川流れを存分に楽しんでください。

 

天然岩ガキの旬は、6月中旬~8月中旬頃まで。岩ガキ好きの皆さん、ぜひ村上の天然岩ガキを食べてみてくださーい!

 

 

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笹川流れの地魚処 天ぴ屋
所在地 村上市桑川975-44
電話番号 0254-79-2154(代表)
営業時間 9:00~16:00
定休日 遊覧船運航期間中(3月下旬~11月中旬)は無休
駐車場 60台
公式サイト https://tenpiya.jp/

 

2020/06/22

シーズン到来! 天然岩ガキ

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岩ガキがお好きな皆様、お待たせいたしました。
村上に天然岩ガキの季節がやってきましたよー!

 

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ちょっと興奮気味にスタートしましたが、新潟県村上市の初夏の味覚・天然岩ガキが旬を迎えています。国道345号の笹川流れと呼ばれる辺りでは、岩ガキやサザエといった貝類を捕る小型船が岩場付近にぽつりぽつりと浮かんでいます。道行けば、あちらこちらでパタパタとはためく「岩ガキ」ののぼり。そのうちだんだん食べたくなってきて、気が付くと店ののれんをくぐって「岩ガキください」なんて口走っていたり。

 

   というわけで、ことしも天然岩ガキをいただいてきました。

 

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今回おじゃましたのは、JR桑川駅のすぐ目の前にある民宿・食堂 ちどり。地元の海で捕れた鮮度抜群の魚介を提供する店です。

 

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小上がりは海を臨む特等席。絶え間なく聞こえる波の音や潮の香りに癒やされます。

 

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さて、そうこうしているうちに運ばれてきた岩ガキがこちら。大きなむき身が3個*で1,200円(税込)、安いぞ!
*岩ガキの大きさによって個数が変わります

 

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ちどりの特徴は、岩ガキに甘めの酢みそが添えられていること。岩ガキを食す際はレモンや酢じょうゆが定石ですが、こちらでは酢みそを付けていただくようです。

 

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わたくし、岩ガキを酢みそでいただくのはこれが初めて。どんなお味なのかしら……とかぶりついてみると、意外や意外(失礼)絶妙のマッチング! 岩ガキのくせのあるうま味(これがうまいのだけど)を酢みそが上手に包み込みます。

ちどりの主人曰く、酢みそで食べさせるのは近辺ではここだけとのこと。もちろん、酢じょうゆの用意もありますが、まずは酢みそでご賞味を。

 

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残りの岩ガキは、やっぱり慣れ親しんだ味で。添えられていたレモンをギュッと搾り、しょうゆをかけていただきました。

 

ちどりの主人の話しでは、ことしの岩ガキは出始めにしては粒が大きいとのこと。生の天然岩ガキは8月中旬頃まで楽しめるそうです。年に一度のお楽しみ・村上の天然岩ガキ、どうぞ食べ逃さないでくださいね。

 

他のお食事に関する記事はこちらをご覧ください。
>>むらかみシュラン 村上市桑川駅前「民宿・食堂 ちどり」(2017年8月1日)

 

 

 

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民宿・食堂 ちどり
所在地 村上市桑川904-3
電話番号 0254-79-2417
営業時間 10:00~19:00
定休日 食堂は年中無休
公式サイト>>http://www.e-chidori.com

 

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