2022年5月18日、村上市天神岡谷地の水田で宮尾酒造の酒米・越淡麗*(こしたんれい)の田植えが行われ、宮尾酒造の社員や酒米を作る農家の皆さん、宮尾酒造の商品を取り扱う酒販店の方々など約20名が参加しました。
*新潟県が育成した酒造好適米
まずは、参加者による苗の手植えが行われました。枠(田植枠)を転がして、苗を植える場所に印を付けていきます。
越淡麗の苗を2~3本ずつ取り、印の付いた部分に植えていきます。
泥に足を取られ、悪戦苦闘する参加者の皆さん。
終盤には田植え機も投入されました。
2018年に始まった宮尾酒造の田植えですが、酒販店を招いての実施は3年ぶりでした。宮尾酒造の代表取締役社長・宮尾佳明さん(一番上の写真、前列左から4番目)は「2020年、2021年は社員と農家の皆さんとで田植えを行ったので、ことしは酒販店の皆さんも一緒に出来て良かった。いい原料を作っていただいているので、私たちはいい酒を造って世に送り出したい。酒販店の皆さんには、この日の体験をはじめ、宮尾酒造の酒がどのように造られているのかを消費者の皆様に伝えていただければうれしい。」と話しました。
この日植えた越淡麗は、9月下旬~10月上旬に収穫され、翌年秋に蔵出しの「〆張鶴 純米吟醸 越淡麗」になります。また、数量限定の原酒も販売予定なので、こちらも楽しみですね。