5月16日(水)、初夏のような暑さになったこの日、宮尾酒造主催の酒米・越淡麗(こしたんれい)*の田植えが行われ、宮尾酒造の社長はじめ従業員、酒販店・農家の方々およそ20名が酒米の苗の手植えを体験しました。
※新潟県が育成した酒造好適米(晩生品種)
宮尾酒造がこのような田植えのイベントを実施するのは初めてのこと。参加者たちの中には、初めて苗の手植えをした人もいて、田んぼの泥に苦戦しながらも約1時間の田植えを楽しみました。
型枠を転がし、苗を植える場所の目印を付けていきます
越淡麗の苗
段々慣れてきた様子の参加者たち
宮尾酒造社長・宮尾佳明さん(写真左)も参加
宮尾酒造の宮尾社長は、「自分たちの手で酒米を植え、生育を見守ることで、さらに酒に愛着が湧くと思う。秋には稲刈りも体験してもらおうと考えているので、酒販店の方々には今回の体験をお客様に伝えていってほしい」と話しました。
残りの田植えは田植え機で
自分たちが植えた田んぼを眺めながら昼食。格別なひとときです
今回参加した、平間酒店(村上市田端町)の小池さんは、「田植えをするのは生まれて初めて。泥の中でバランスを取るのが大変で、いい運動になった。酒米が育つ過程の一端にも触れることができたので、これからの接客に生かしていきたい」と話しました。
今回植えた越淡麗は、今秋に収穫され
翌年秋に〆張鶴 純米吟醸 越淡麗となって世に出る予定とのこと。
今からその時が待ち遠しいです。