日本酒はお好きですか? 日本酒はお好きですか?

 

日本酒をこよなく愛する皆様へ
村上が誇る地酒をご案内します。

 

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村上人の深い地酒愛
地酒 × 村上ならではの酒肴など
村上の日本酒(地酒)にまつわる話を
どうぞご覧ください。

 

記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

2024/07/10

Mariage!! 004 〆張鶴 吟醸生貯蔵酒×枝豆

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本格的な夏の到来を前に、各酒蔵の夏酒も出そろいました。サッパリとした軽い飲み口の夏酒はこの時期にぴったり! 日本酒好きはもちろん、あまり飲みなれていない方にもオススメです。

今回は、宮尾酒造の夏酒「〆張鶴 吟醸生貯蔵酒」と新潟県が全国に誇る「枝豆」の組み合わせ。県では、新潟の枝豆を全国に発信するため、新潟の夏の風物詩・器いっぱいに盛った枝豆を『新潟えだまめ盛』と命名してPRしています。おいしいゆで方も紹介するので、ぜひやってみてください。
※〆張鶴 吟醸生貯蔵酒は季節限定商品です。売り切れの際はご容赦ください

 

SAKE
〆張鶴 吟醸生貯蔵酒

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写真は350㎖(720㎖・1.8ℓもあります)

例年4月末から蔵出しになる〆張鶴の夏季限定酒。原料米に酒米の最高峰である山田錦を使い、50%まで磨いて丁寧に醸しています。上槽後はサーマルタンク*で生のまま貯蔵し、火入れは瓶詰めの時に一度だけ行う生貯蔵酒です。
*冷却装置付きタンク

吟醸らしい華やかな香りを放ちますが、飲み口はあくまで軽くアルコール度数も15%と控えめ。夏が旬の魚介・野菜などとよく合います。

 

Recette
枝豆

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Bon appétit

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この日、用意した枝豆は早生品種の「いきなまる」。売り場には他にも「おつな姫」「天ヶ峰」(どちらも早生品種)が並んでいました。新潟県では、例年5~10月頃までさまざまな品種の枝豆が出回ります。その先駆けの一つ「いきなまる」は、やや小ぶりですが、枝豆らしい香りや甘みが十分楽しめる品種です。

塩の効いた枝豆を口に運び、〆張鶴 吟醸生貯蔵酒をぐっとひと口。華のある香りがスッと広がり、軽やかなうま味が口腔を満たして、喉の奥へするする下っていきます。枝豆に伸びる手は止まらず、酒盃を置くひまもなく、あっという間にざるは空になってしまいました。

2023/07/10

Mariage!! 001 本生特別本醸造 大洋盛×イカ

 

Mariage(マリアージュ)はフランス語で「結婚」という意味の言葉。またそこから転じて、異なる二つのものが調和することもマリアージュと呼び、酒と料理の組み合わせが素晴らしいことなどもそう呼ばれています。

このカテゴリーでは、村上の地酒と村上の食材を用いた料理(レシピ)の組み合わせをご提案します。今回のレシピは、むらかみ「食のみらい」創造協議会が企画製作した『村上食材を使ったレシピブック』から転載しています。

むらかみ「食のみらい」創造協議会 公式サイト
https://murakami-foodpride.com/

 


 

Mariage!! 001
本生特別本醸造 大洋盛×
イカと水菜、塩昆布のサラダ

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スーパーマーケット等では年中手に入るイカですが、その種類や産地は季節によって変わります。今回使ったスルメイカは、日本各地で捕れますが、イカの群れが夏は北上・冬は南下するため、新潟県村上市では例年5~7月に水揚げされて出回ります。

料理と一緒にいただいたのは、大洋酒造の本生特別本醸造 大洋盛。ことし1月に発売されたばかりの酒です。

 

SAKE
本生特別本醸造 大洋盛

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ことし1月に発売になった酒で、大洋盛の代表的商品「特別本醸造 大洋盛」がベースになっています。本生とは、火入れ(加熱処理)を一切行わない酒のことで、通常2度行う火入れをしないことで、日本酒ならではの香り・味わいがそのまま楽しめます。

本生特別本醸造 大洋盛は、上立ち香(うわだちか/酒を鼻に近付けた際の香り)・含み香(口に含んだ時の香り)ともに華やか。アルコール分は14度と低めで、すっきりと飲みやすい一本です。

大洋酒造 和水蔵(なごみぐら)
https://www.sake3.com/spot/42

 

Recette
イカと水菜、塩昆布のサラダ

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≫材料 ※2~4人分
・イカ(刺し身用)…1杯分
・水菜 …1/2把
・塩昆布 …適量
・オリーブオイル …大さじ1
・レモン汁 …小さじ1

≫作り方
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①イカは5ミリ幅に切る。水菜は4cmの長さに切りそろえる。

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②ボウルに①を入れ、塩昆布・オリーブオイル・レモン汁を加えてあえる。

 

Bon appétit

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塩昆布のうま味と塩味、レモンの酸味がスルメイカのねっとりとした甘みを引き立てます。イカの食感とは対照的な、水菜のパリパリとした歯応えも気持ちいいです。合間によく冷えた酒をぐいっとあおれば、もたついた口の中がすっきりとし、華やかな香りが残ります。

サラダのイカには、今回は旬のスルメイカを使いましたが、手に入りやすいイカ(刺し身用)を使って作ってみてください。暑さで食欲が減退するこれからの季節、食欲が刺激され、酒もスイスイと進んでしまうマリアージュです。

 

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