大洋酒造の歴史は、地元の14の酒蔵が合併した時から始まります。
昭和20(1945)年に下越銘醸株式会社、酒名「越の魂」[こしのたま]として発足し、その5年後に現在の大洋酒造株式会社、酒名を「大洋盛」[たいようざかり]に改名しました。合併前の各蔵元の歴史は大変古く、寛永12(1635)年創業とされている蔵もあります。
伝統と技術を結集してできた大洋酒造は、全国に先駆けて吟醸酒を発売(1972年)するなど、品質にこだわった酒造りをしてきました。大洋酒造で使う酒米は100%新潟県産米で、蔵人や社員も酒米作りに力を入れており、全社員による田植え・稲刈りを通して酒造りだけでなく、米作りという面からも真剣に取り組んでいます。
また、消費者を招いてのイベントを年間通して行っており、酒を通じて人とのつながりを広げています。
大洋酒造では酒蔵の見学ができ、平成23(2011)年には元々精米所であった蔵を常設展示場・和水蔵[なごみぐら]として開放し、酒器や酒造りの道具の展示、お酒の試飲などを行っています。
大洋酒造 和水蔵
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大洋酒造 公式サイト
https://www.taiyo-sake.co.jp/