村上の地酒とそれに合う酒肴を紹介する「ともに味わう」も20回目となりました。
今回紹介する地酒は、〆張鶴の醸造元である宮尾酒造が創業200年を記念して設立した新ブランド酒 お城山 本醸造生原酒(720㎖ 1,318円・税別)。ともに味わう酒肴は、砂肝ネギポン酢あえです。
酒銘の「お城山」は、国指定史跡 村上城跡が築かれた臥牛山(がぎゅうさん)のことで、村上市民にとっては親しみのある場所です。ラベルデザインは中央にお城山、その下に鮭が遡上する三面川がデフォルメして描かれています。それを囲む円には「みんなで楽しく輪になって飲んでもらいたい」という酒蔵の想いが込められています。
原料米は村上産の酒米・五百万石。生原酒なのでアルコール度数はちょっと高め(19度)ですが、香りは爽やかで、飲んでみるとスッキリとした味わいでした。
「お城山」は地元限定、村上市・岩船郡地域の取扱店(一部を除く)でのみの販売です。
さて、この「お城山」に合わせる一品ですが、今回は砂肝ネギポン酢あえを作ってみました。砂肝といえば定番料理は焼き鳥でしょうか? 今回はゆでて、さっぱりといただきます。
【用意するもの】
●砂肝
●長ネギ
●ポン酢しょうゆ
【作り方】
1. 砂肝をスライスして火が通るまで茹でた後、ざるにあけて水で洗う。
2. 長ネギ(旬のやわ肌ねぎを使用)をみじん切り(輪切りでもOK)にしてポン酢とあえておく。
3. 1と2を交ぜて完成。
スッキリとした味わいの「お城山」にコリコリ食感の砂肝、長ネギの甘みとさっぱりとしたポン酢がよく合います。「お城山」は、これから季節ごとに年4回の蔵出しを予定しています。まずは第1弾の本醸造生原酒を堪能してみてはいかがでしょうか!