2025年9月30日、村上市天神岡谷地で宮尾酒造主催の酒米・越淡麗[こしたんれい]*の稲刈りが行われ、宮尾酒造社長・宮尾佳明[よしあき]さん(前列左から3番目)をはじめ、同社員、田んぼを管理する農家、そして酒販店11名が参加。晴れ渡った秋空の下、たわわに実った越淡麗を、鎌を使ってひと株ずつ刈り取りました。
*新潟県が酒米の山田錦と五百万石をかけ合わせて育成した酒造好適米
ことしの田植えの様子
宮尾酒造では、春の田植え・秋の稲刈りに酒販店を招き、交流を深めながら、日本酒の大本である酒米がどんな環境で育っているのか知ってもらい、その経験を販売に生かしてもらおうと実施しています。
2025年の田植えの様子はこちら
【宮尾酒造】酒米・越淡麗の田植え2025
※2025年5月30日公開
今夏は、県内各所で高温や水不足、また大雨やイノシシ等による獣害のニュースがあり、米の生育が心配されましたが、この田んぼに関しては、「三面川[みおもてがわ]の水に恵まれ、例年と変わらずいい米になった」(農家の伊藤さん)とのこと。
ことし5月の田植えにも参加した、本保酒店(村上市仲間町200 村上プラザ内)の本保みどりさん(写真右)は、「県内の米どころといわれる地域でも水不足が深刻だったので、この田んぼの酒米も心配していた。稲も倒れず、大きく育ってくれてうれしい。おいしいお酒になりそうだ」と話しました。
この日収穫した越淡麗は、来年秋に蔵出しの〆張鶴 純米吟醸 越淡麗に使用されます。ことし9月に売り出された同酒は、昨年収穫した越淡麗を使用。「……上品な香りと、口当たりなめらかでキレのある味わい(後略)」(公式サイトより抜粋)が特長の酒なので、秋の味覚とともに味わってください。
※〆張鶴 純米吟醸 越淡麗は季節・数量限定です。売り切れの際はご容赦ください
過去に〆張鶴 純米吟醸 越淡麗を紹介した記事はこちら
Mariage!!002 〆張鶴 純米吟醸 越淡麗×マイタケ
※2023年11月5日公開