10月3日(月)と4日(火)、宮尾酒造・大洋酒造がそれぞれ酒販店を招いて、酒米・越淡麗*(こしたんれい)の稲刈りを行いました。
*新潟県が育成した晩生の酒造好適米
10/3(月)宮尾酒造
ことし5月、3年ぶりに酒販店を招いて田植えを行った宮尾酒造。稲刈りも酒販店からは13名が参加し、秋空の下、ザクッザクッと鎌で稲を刈り取る心地いい音が響き渡りました。
5月18日に行われた田植えの様子はこちら。
https://www.sake3.com/sake/507
稲刈りに先立ち、宮尾酒造会長・宮尾行夫さん(上の写真、前列左から3番目)は「ことしの米もよく実った。いい酒にして皆さんのところへ届けたい」と話しました。参加者の一人、平間酒店の小池絵奈さん(後列左から4番目)は、「実がしっかりしているから、どんないい酒になるか楽しみ」と言い、久しぶりの稲刈りの感触を楽しんでいました。
この日に収穫した越淡麗は、来年秋に出荷される〆張鶴 純米吟醸 越淡麗に使用される予定です。
10/4(火)大洋酒造
翌日は、村上市大場沢の田んぼで大洋酒造の稲刈りが行われ、酒蔵と農家の方々、紫雲会加盟特約店(酒販店)の皆さんが集まりました。この日は小雨が降る中でしたが、皆さん手際よく刈り取っていきました。
田んぼの持ち主で、大洋酒造 前杜氏(現・製造部顧問)の田澤勝さんが刈り方をレクチャー。
勢いよく刈っていましたが、刈り取った稲が運びにくいとまとめ直す一幕も。
この田んぼで収穫した越淡麗は、来年30周年を迎える紫雲 大洋盛の記念酒に使用されるとのこと。来年6月頃に蔵出し予定とのことで、今から待ち遠しいですね。