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日本酒はお好きですか? 日本酒はお好きですか?

 

日本酒をこよなく愛する皆様へ
村上が誇る地酒をご案内します。

 

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村上人の深い地酒愛
地酒 × 村上ならではの酒肴など
村上の日本酒(地酒)にまつわる話を
どうぞご覧ください。

 

記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

2021/10/25

ともに味わう(25)紫雲 大洋盛 秋仕立て生詰×油揚げネギみそマヨネーズ

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「ともに味わう」25回目、地酒は大洋酒造の紫雲 大洋盛 秋仕立て生詰。紫雲は、村上地域限定・紫雲会加盟特約店でのみ購入可能で、秋仕立て生詰は9月末に蔵出しとなった季節限定酒です。

これに合わせる一品は、これからが旬の「やわ肌ねぎ」を使った油揚げネギみそマヨネーズ。酒が進むこと間違いなしです。

 

今回は(今回も?)、切る→混ぜる→塗る→焼くととても簡単。材料は、油揚げ1枚と長ネギ1/2本、みそ・みりん・砂糖・マヨネーズ(調味料はすべて適量)です。

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まずは長ネギをみじん切りにし、そこへみそ・みりん・砂糖を加えて混ぜ合わせます。私は少し砂糖を多めにして、甘めの味付けにしました。

 

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混ぜ合わせたものを油揚げの表面に塗ります(塗り過ぎに注意)。その上にマヨネーズを適量かけて、オーブントースターで焦げ目が付くくらいまで焼きます。

 

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これで完成です。長ネギ&みそ&マヨネーズの最強コンビに油揚げのパリパリ感がたまらない。お酒が進む、進む。つい飲みすぎてしまうかも。

 

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紫雲 大洋盛 秋仕立て生詰は、瓶詰め直前の加熱処理をしない生詰酒でアルコール度数は少し高めですが、香りがよく、まろやかで飲みやすいお酒です。季節・数量限定なので、ぜひ旬のこの機会にお試しください。

2021/09/25

おしえて、酒屋さーん【5】益甚

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2021年9月、各酒蔵から秋上がり(冬に仕込んだ酒が夏を越え、うま味がのったもの)が出荷され、酒屋の店先には秋の酒が並んでいます。今回は、村上市大町の益甚(ますじん)を訪ね、この秋オススメのお酒3本を教えていただきました。

 

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益田茂彦さん(撮影のためマスクを外しています)

益甚は、大洋酒造の前身である14酒造業者の一つ「益田鶴」を造っていた元酒蔵。店主の益田茂彦さんは大洋酒造7代目社長を務めた方です。そのため大洋酒造の酒に対する想いもひとしお。今回はご紹介いただいた酒3本全て大洋酒造のものです。

それでは益田さん、オススメのお酒3本を教えてくださーい!

 

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[大洋酒造]
特別純米 ひやおろし生詰原酒 大洋盛
(720㎖ 1,408円・税込)

<益田さん>
ひやおろしとは、冬に仕込んだ酒が夏を越し、空気がひんやりしてきた頃に二度目の火入れを行わず卸す酒のこと。「原酒」とある通り、アルコール度数が17度(日本酒は15度前後のものが多い)と高く、香味・うま味が濃いのが特徴です。オススメの飲み方はオン・ザ・ロック。溶けた氷で中和しながら、ゆっくり味わってください。脂ののったサンマや味の濃い料理と相性がいいです。

 

 

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[大洋酒造]
山廃特別純米 SAKE×SAKE 大洋盛
(720㎖ 1,518円・税込)

<益田さん>
初蔵出しから3年目、酒蔵つきの乳酸菌で酒母を造る「山卸廃止酛」純米酒です。芳醇でうま味が強いこの酒は、冷や(常温)やぬる燗(40℃)でいただくのがオススメ。温めることでうま味や香りがさらに膨らみます。合わせる料理は、天ぷらやこってりとした和食、ラベルに描かれている塩引き鮭もいいですね。

 

 

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[大洋酒造]
紫雲 大洋盛 普通醸造酒
(720㎖ 825円 / 1.8ℓ 1,947円)※税込

<益田さん>
「紫雲」は村上市・岩船郡内の紫雲会加盟特約店限定酒で、当地へお越しになった方しか購入できない特別な酒。普通酒ですが、原料米を55%まで磨く等、ぜいたくな造りをしています。この酒もぬる燗がオススメ。飲み飽きしない酒なので、おひたしなどのサッパリしたもの、普段の食事に合わせてください。

 

 

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実際の店先の様子

益甚の店先を、切り絵作家の山上あづささん(山上染物店)が描き、手ぬぐいに仕立てた益甚オリジナル商品(1,200円・税込)です。レトロな丸型ポストに町屋造りの店先が実に村上らしい一枚、益甚を訪ねた記念にいかがでしょう。

 

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また、益甚の建物は国の登録有形文化財となっており、店舗奥の町屋の造りや酒造りの道具、店主と奥様が日々手入れをしている庭も公開しています。庭では今、秋の草花が見頃を迎えています。こちらもぜひご覧になってください。

 

 

今回の「おしえて、酒屋さーん」     

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益甚(ますじん)

所在地
村上市大町1-19

電話番号
0254-53-2432

営業時間
10:00~12:00、13:00~17:00

定休日
水曜日、その他不定休

駐車場
大型バス2台分
※バス駐車場としてご利用の際は要予約

 

2021/08/15

ともに味わう(24)冷酒×ナスのみそ田楽

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「ともに味わう」の24回目。冷酒と一緒に味わいたいナスのみそ田楽を紹介します。

 

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朝一番に夏野菜を求めて訪れたのは、道の駅 神林(穂波の里)のとれたて野菜市かみはやしです。

 

とれたて野菜市かみはやしの人気商品を紹介しています。
【むらかみやげ】【人気おみやげベスト5】道の駅 神林(穂波の里)

 

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店内には、キュウリやトマト、枝豆などの夏野菜がずらり。中でも一番多いのはナスです。焼きナスや水ナスなど、いろいろな形・品種のナスがいっぱいありました。

今回は、このナスを使ってみそ田楽を作ります。

 

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田楽にするナスは、皮がしっかりしていて、実が肉厚な丸ナスや米ナスがオススメ。

まずはナスを縦半分に切ってから素揚げします。油っぽいのが苦手な方はフライパン等で焼いてください。

 

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田楽みその材料は、みそ・料理酒・みりん・砂糖。お好みの分量で合わせてください。みそが多いと仕上がりが固くなるので注意が必要です。私は少し砂糖を多くして甘めにしました。

合わせたみそを焦がさないように混ぜながら10分ほど火にかけます。

 

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素揚げしたナスに先ほどのみそをのせてオーブントースターへ。ナスやみそには火が通っているので、みそに焦げ目が付くくらい焼けば完成です。

 

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甘じょっぱいみそが揚げたナスによく合います。

 

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日本酒はよく冷やした冷酒、期間限定の生貯蔵酒がオススメです。

 

酒屋さんイチオシの生貯蔵酒はコレ!
【日本酒はお好きですか?】おしえて、酒屋さーん【4】田村酒店

 

ナスのみそ田楽はちょっと手間かかりますが、手間をかけた分、味は最高です。冷酒と旬のナスとの組み合わせ、ぜひお試しください。

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