おわんを返したような、コロンとしたフォルムが愛らしい岩船麩。
江戸時代後期、岩船港に北前船が寄港したことから製造技術が伝わり、現在まで当地で作り続けられています。
今回は、岩船麩をはじめ、さまざまなお麩を手作りしている本間のり屋麩店におじゃまし、お土産にオススメの商品をいくつか聞いてきました。
岩船麩(10個 378円・税込)
外側はつるん、中はもっちりシコシコとした歯応えが特徴の岩船麩。10~15分程水に浸して柔らかくした後、軽く水気を絞ってから調理します。みそ汁や煮物、すき焼き、酢の物などでどうぞ。
余談ですが…
ずっと、お麩=岩船麩で育ってきた私・すがいなお。
進学で県外へ行き、初めて岩船麩が珍しいお麩だと気付いたのでした。
地元に戻った今、やっぱりお麩といえば岩船麩! 今日もおみそ汁に入っていました。
くるま麩(9枚 378円、15枚 648円、30枚 1296円・全て税込)
3回巻きでしっかりとした食べ応え、煮崩れしにくいのも特徴の一つです。30分~1時間程度水に漬け、水気を切って煮物やすき焼き、おでんの具に。また、だし汁で戻して(1時間程度)空揚げ、天ぷらなどにしてもおいしいです。
あげ岩船麩(380円・税込)
岩船麩の生地を、良質の菜種油でじっくりと揚げたもの。滑らかな口当たりとこくをお楽しみいただけます。食べやすい大きさに切り分け、冷めた状態のだし汁に入れてから煮込んでください。
※基本的に水で戻さなくても調理できます。硬くて切りづらい場合は、軽く水に漬けてください
※熱い煮汁に入れると硬くなる場合があります
つぶし麩(10枚 594円)
岩船麩にさらにひと手間、蒸気で蒸し、押しつぶしたものがこちら。
岩船麩よりもみっしりと実が詰まり、ファンの多い一品でもあります。
こちらも10~15分位水に漬けてから調理してください。
軽くて保存も簡単、長期保存可能(岩船麩・車麩・つぶし麩は2年位、あげ岩船麩は2カ月位)なお麩はお土産にもぴったり。
村上のお土産にいかがですか?
本間のり屋麩店
所在地 村上市岩船上大町3-25
電話番号 0254-56-7004
営業時間 9:00~17:00
定休日 無休