むらかみやげ むらかみやげ

新潟県村上市で生まれ
全国・世界で愛されている逸品の数々。
作り手の情熱、商品に込められた想い
などとともに紹介します。

 


記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

 

こちらもご覧ください!
もらってうれしい・贈って喜ばれる
村上の定番土産といえばコレ!

 

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2023/10/10

マルチ鮮魚

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2023年9月中旬、猛暑が続いた今夏の気配はまだ色濃く残っていましたが、暦上では季節は秋へと移り変わり、少し前まで海水浴客等でにぎわっていた国道345号沿いも、今ではすっかり落ち着きを取り戻しています。

村上市浜新保に店を構えるマルチ鮮魚では、8月末で終了した素潜り漁の品ぞろえから、寝屋[ねや]漁港から仕入れる旬の地魚に切り替わり、店内の冷凍ケース内もなお一層にぎやかです。今回は、その中から店のイチオシ商品を教えてもらいました。
(取材日:2023年9月15日)

 

親子3人で店を切り盛り


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店の前には日本海が広がり、正面には粟島が見えます

マルチ鮮魚は、店主の本間晴彦さんが30歳になったのを機に始めた、主に地魚の干物・乾物などを扱う店。魚は、さまざまな魚種がそろう地元・山北[さんぽく]の寝屋漁港から仕入れるほか、6/1~8/31の禁漁期には自ら素潜り漁を行い、目の前の海から天然の岩ガキやアワビ、サザエ、モズク等を採取して販売してます。

 

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前日の夕競りで仕入れた魚を用途に合わせて手際よく加工

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(左)店主の本間晴彦さん
(右)息子の大樹さん

開業から26年、妻・由紀美さんと二人三脚でやってきた店に、一昨年から息子の大樹[たいき]さんが加わりました。魚の処理や加工をはじめ、夏季には父・晴彦さんと素潜り漁を行い、ホームページやSNSでの情報発信にも力を注ぎます。「(素潜り漁は)昨年よりも採れる量が増えた。体は辛かったけれど、うれしかったですね」と破顔。その表情からは充実した様子がうかがえました。

 

これからが旬の魚介


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産卵期を前に脂がのったアマダイを一夜干しに

禁漁期が明けた寝屋漁港には、さまざまな魚介が並びます。取材日には、タイ・アマダイ・アジ・ヒラアジ・カナガシラ・カスベ(エイ)・タコを仕入れた晴彦さん。これから冬にかけては村上名物の鮭や本ズワイガニが主力になります。

マルチ鮮魚の商品は、下記ショッピングサイトから購入可能です。気になる方はご覧ください。
※季節や漁の状況によって品ぞろえは変わります。あらかじめご了承ください

マルチ鮮魚 ショッピングサイト(外部リンク)
https://multi-sengyo.com/

鮭について
https://www.sake3.com/speciality/salmon

 

マルチ鮮魚のイチオシ


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たこの味噌漬け(2パック入り 1,000円・税込)

寝屋漁港で水揚げされたタコを下ゆでし、独自に調合した甘めのみそに漬け込んでいます。柔らかなタコの身は、噛むほどにうま味があふれ、日本酒やビールのアテにもピッタリ。小袋に分かれているので、食べたい分だけ解凍できて便利です。

 

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カマス干し(2尾入り 700円・税込)

秋から冬にかけて脂がのり、おいしくなるカマス。マルチ鮮魚では、大型で身が厚いカマスを選び、絶妙な塩加減でうま味を閉じ込めた一夜干しにしています。締まった身からあふれ出る脂と塩味で箸が止まらなくなる一品です。

 

 

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マルチ鮮魚
所在地 村上市浜新保272
電話番号 0254-79-2070
営業時間 8:00~17:00
定休日 不定休
駐車場 5台

公式サイト
https://multi-sengyo.com/

 

2022/01/10

おみやげの虎屋

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店名の由来は、経営者である澤(さわ)家の屋号から

2022年が始まりました。ことしの干支は寅(とら)ということで、店名にトラが付くおみやげの虎屋からスタートです。

新潟県北の名湯・瀬波温泉。その温泉街に軒を連ねる虎屋は、瀬波唯一のみやげもの店です。取り扱う商品は、店独自のものから村上市内の各種おみやげ品、新潟県内の話題のアイテムもそろいます。逸品・名品からちょっと風変わりな珍品まで、古きよき温泉街のみやげもの店らしい多岐にわたったラインナップ。今回は、中でもイチオシのおみやげ品をピックアップしました。
(取材日:2021年12月17日)

 

瀬波温泉と虎屋の歴史


虎屋の創業は昭和33(1958)年7月のこと。温泉街でタクシーの待合所を任されていた先代が、待合所の建物を買い取ってみやげもの店を始めました。当時は、まだ自家用車が珍しく、瀬波温泉を訪れる人の多くは駅からタクシーを利用していました。日本中が好景気に沸いていた頃のこと。瀬波には旅館・ホテルをはじめ、民宿や保養所がひしめき合い、みやげものを扱う店も6~7軒もあったそうです。

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商品が所狭しと並ぶ店内

現在、瀬波温泉街のみやげもの店は虎屋だけ。往時の面影を残すにぎやかな佇まいに、年配の方は懐かしさを、若い方はレトロな雰囲気に心つかまれることでしょう。

 

源泉を活かした商品開発


昨夏、虎屋は引湯する瀬波温泉の源泉を活用した基礎化粧品の開発に着手。温泉成分を含んだミスト化粧水・美容液は、鉱物油・防腐剤フリーと配合成分にもこだわり、単に温泉地の名を冠したみやげ品としてではなく、毎日のスキンケアに効果のある、肌に優しいものを目指しました。

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ほのかに香るハマナス(村上市の花でもあるバラ科の植物)の匂いにも心癒やされます。ぜひ一度、手に取ってお試しください。

 

虎屋の人気おみやげ


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写真右から
瀬波温泉入り
温泉ミスト
(150㎖ 1,380円・税込)
瀬波温泉 美容液(120㎖ 1,480円・税込)
入浴剤 瀬波の湯(160円・税込)

虎屋が引湯する瀬波温泉の源泉が元になった3アイテム。温泉ミストは入浴後の保湿や導入化粧水として。美容液は濃密なテクスチャーで化粧水と乳液の間に使うと保湿効果が高まります。どちらも無鉱物、パラベン無添加。香りにはハマナスを採用し、ユズやタンジェリンといった柑橘系も加わえて爽やかな心地に仕上げています。

家庭でも瀬波の湯が楽しめる入浴剤は、気軽に渡せるおみやげとしても人気。3個セットは400円(税込)とお買い得です。

上記の虎屋オリジナル商品は下記からも購入可能です。
https://senamitoraya.shopselect.net/

 

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大洋盛【地酒ケーキ】(1,450円・税込)

御菓子司 酒田屋大洋酒造「吟醸 越の魂」を使って作った地酒入りパウンドケーキ。ふくよかで上品な香り、ふっくらしっとりとした食感は、まさに大人のお菓子です。甘党・辛党問わず喜ばれる村上みやげです。
※アルコール分が含まれているので、体質に合わない方やお子さん、妊娠中・授乳中の方はご遠慮ください

 

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写真右から
村上牛 ご飯だれ(200g 648円・税込)
村上牛 にんにく肉味噌(200g 648円・税込)
村上牛 ぶっかけ牛生姜(200g 648円・税込)

村上が誇るブランド牛・村上牛を100%使用した瓶入り惣菜。ごはんに合うのはもちろん、豆腐や温野菜に付けて食べてもおいしいです。

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ふたには村上牛の個体識別番号も記載されています

 

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鮭の酒びたし(60g 1,080円・税込)

村上といったら、やっぱり鮭。又上 岩船本店の鮭の酒びたしは、誠実なつくりと確かなおいしさで人気です。日本酒やみりんに浸していただくのが通例ですが、そのまま食べてもおいしいです。

 

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写真右から
瀬波温泉オリジナル 村上茶(180円・税込)
瀬波温泉オリジナル 雪室珈琲(160円・税込)
瀬波温泉オリジナル 雪国紅茶200円・税込)
※村上茶と雪国紅茶は2パック入り

パッケージに瀬波の名所やマスコットキャラクターが用いられた、瀬波温泉オリジナルのティーバッグ&ドリップコーヒー。村上茶・雪国紅茶は冨士美園のもの。職場などで配るおみやげとしてもオススメです。

 

寅年にちなんで紹介した、瀬波温泉のおみやげの虎屋。温泉街の情緒が感じられる場所の一つとして、ぜひ訪れていただきたい店です。数多あるおみやげの中から、おいしいもの・楽しいもの・面白いものを見つけ出し、瀬波を訪れた記念にどうぞお買い求めください。

 

 

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おみやげの虎屋
所在地 村上市瀬波温泉2-6-11
電話番号 0254-52-3261
営業時間 8:00~19:00
定休日 無休

公式サイト
https://senami-toraya.com

 

2019/12/16

岩船港鮮魚センター

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瀬波温泉街の立ち寄りどころの一つ、岩船港鮮魚センター。広い店内には、旬の鮮魚をはじめ、干物やみそ漬けなどの店独自の加工品も豊富にそろい、多彩なアイテムがひしめき合います。

 

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また、食事処(海鮮処 番屋)や軽食を提供するフードコート、地元の採れたて野菜を扱う直売所、和菓子店なども併設。村上の旬の美味をその場で味わえたり、ここでしか手に入らない佳味・珍味も買い求めることができます。

 

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岩船港鮮魚センター創業当時から勤め、現在は代表取締役社長の安宅 謙(あたか ゆずる)さん。岩船港鮮魚センターは、今から約40年前に岩船港の仲買人10名が集まって創業。安宅さんは高校卒業と同時に入社しました。

仲買人という目利きが買い付けてくる魚介が並ぶということで、創業当時から扱う商品には格別の自信をもっています。「魚離れ」と言われて久しい現在でも、おいしい・安いはもちろんのこと、専門店ならではの圧倒的な品ぞろえでお客様を喜ばせたいと安宅さんは話します。

 

それでは、岩船港鮮魚センターで人気のお土産を紹介していきましょう。

 

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干物各種

店内の一角を占める、岩船港鮮魚センターの干物コーナー。常時30~40種類もの地魚・旬の魚を使った干物がずらりと並んでいます。

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サバやホッケといった定番から、寒くなるこれからがおいしいハタハタや地元で捕れたヤナギガレイ、脂ののったギンザケやトラウトサーモンの半身干しといった豪快な干物も専門店ならではです。

 

 

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みそ漬け・西京漬け

ギンザケ・マス・アトランティックサーモンのそれぞれのみそ漬け・西京漬けを販売。漬け床は店のオリジナル。特にみそ漬けのみそにはこだわり、奈良橋醸造の「きうにみそ」を使い続けています。

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イチオシはギンザケのみそ漬け。ふっくらとした身は脂がのっていてジューシー。独自調合の漬け床は上品な味わいで、ギンザケのうま味を最大限に引き出します。買ってから2~3日目がちょうどよく漬かっているとのこと。お土産にはもちろん、お歳暮などの贈答品にも人気です。

 

上記の干物やみそ漬け・西京漬け、たらこ・すじこなどの人気商品は、岩船港鮮魚センターのオンラインショップでも購入可能です。

 

 

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新鮮な魚介類

岩船港鮮魚センターといえば、なんといっても鮮度抜群の魚介類。地元・岩船港で水揚げされたものを中心に、全国から集まった旬の鮮魚が並び、見ているだけでもワクワクします。

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この日は、岩船港で揚がったばかりのズワイガニが並んでいました。まだ脚をばたつかせるほど活きがよく、ケースをのぞく人からは驚きの声が上がっていました。

 

創業以来、魚を扱う大型専門店として豊富な品数と買い求めやすい価格、そして何より「おいしい魚」を提供してきた岩船港鮮魚センター。プロの目利きで選り抜かれた品々を、ぜひ一度ご賞味ください。

 

 

 

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岩船港鮮魚センター
所在地 村上市瀬波温泉3-6-38
電話番号 0254-52-1261
営業時間 8:30~17:00
定休日 不定休
公式サイト >>> http://www.iwafune.or.jp/

 

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