ことし4月で創業65年を迎える、瀬波まんじゅう製造元 元祖きむらや。瀬波温泉を訪れた人なら、上の写真のマスコットキャラクター・おふくさん(現在は二代目)に見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
※おふくさんが身に着けている手編みのショールはお客様からの贈り物だそうです
きむらやの初代は、別府温泉を旅行中に温泉まんじゅうに出合い、瀬波温泉でも作れないかと考えました。初代の奥さんが中心となり、製造を開始。原材料にこだわり、全国でも珍しい3種類の味の瀬波まんじゅうを作り上げました。
現在、その味と技は三代目・木村亮太さん(写真右)に受け継がれています。今回は、きむらや自慢の瀬波まんじゅうと亮太さんが考案した新商品をご紹介します。
瀬波まんじゅう(1個100円、箱入りは8個入り900円~)
写真左から、抹茶・糖蜜・紫蘇(シソ)の3種類。創業当時から変わらないラインアップですが、時代に合わせて甘さは控えめに。物がなかなか手に入らない時代、初代がこだわったのが原材料と手間をいとわない手作りの味でした。そのこだわりは現在も変わらず、素朴な味わいが多くの人を魅了しています。
米粉焼きドーナツ(各180円)
半年にも及ぶ試行錯誤を経て、2014年4月の瀬波温泉コンコンまつりに販売を開始した新商品。県産コシヒカリの米粉を使い、しっとり&もちもちの食感を生み出しました。油で揚げていないため、ヘルシーなのもうれしいところ。味は、チョコ・いちご・ゆず・コーヒー・抹茶・メープル・ブルーベリーの他、季節限定品もあり。現在はマロン、2月下旬には桜が並ぶ予定です。
また、村上の地酒・大洋盛の酒かすでつくった、乳酸菌発酵酒かす「さかすけ」を使った商品(プレーンとココアの2種類。各180円)もあります。こちらは昨年10月デビュー、かすかに香る酒かすの匂いがたまりません。
二代目の奥さん・則子さん(写真3枚目の左)いわく、米粉焼きドーナツは焼いてもおいしいとのこと。オーブントースターで3~4分焼くのがオススメです。
※チョコや粉糖のかかっているものは除く
クリーム大福・ティラミス大福(各120円)
こちらも昨年10月に誕生した新商品。こしあんとクリームが、もちもちの皮に包まれています。冷凍の状態で販売されているので、冷蔵庫で1~2時間ほど置き、解凍してからお召し上がりください。
村上・瀬波温泉のお土産としてはもちろん、バレンタインデーやホワイトデーのお返しにも活躍しそうな、きむらやの新商品。何を贈ろうか、まだ迷っている方はいかがですか?
元祖きむらや
所在地 村上市瀬波温泉2-6-25
電話番号 0254-52-3663
営業時間 8:00~18:00
定休日 年中無休
自店ウェブサイト