村上市塩町にある、老舗酒販店・益田甚兵衛酒店(ますだじんべえさけてん)。創業は宝暦10(1760)年。店舗の奥は町屋の造りで、見学可能な奥座敷は大正8(1919)年に建てられたものです。取り扱うのは、村上の二つの酒蔵(宮尾酒造・大洋酒造)の酒を中心に、ワインや米焼酎、米麹だけで醸された甘酒、みそなどの新潟県産の美味。そして、店主の舌にかなった「おいしいもの」の数々です。
また、乙女心をくすぐる風呂敷で包んだ「のみくらべセット」や風呂敷ラッピングのサービスも人気です。
益田甚兵衛酒店の中村恵子さん(左)と斉藤和子さん(右)。二人に、贈る相手別オススメのお酒を教えてもらいました。
日本酒初心者・女性にオススメのお酒
〆張鶴 梅酒(500㎖ 1,338円)
近年人気の日本酒で造る梅酒ですが、〆張鶴の梅酒はかなり後発。ですがその分、酒蔵のこだわりが詰まった梅酒に仕上がっています。すっきりとした爽やかな飲み口、上品かつ繊細な梅の香り。食前・食後酒にオススメです。
日本酒好きな人に贈りたいお酒
大洋盛 紫雲 純米吟醸(720㎖ 1,360円)
村上市内でしか買えない地域限定の地酒。新潟県が開発した新酒米・越淡麗(こしたんれい)を蔵人自らが育て、丁寧に醸したこだわりの酒です。冷や~ぬる燗と幅広く楽しめるので、普段の晩酌にもってこいです。
自分へのお土産にしたいお酒
〆張鶴 純米吟醸 山田錦(720㎖ 1,912円) 写真左
〆張鶴 純米吟醸 越淡麗(720㎖ 1,903円) 写真右
「山田錦」の方は、酒米の最高峰・山田錦を全量使用したぜいたくな造り。酒蔵渾身の純米吟醸酒です。「越淡麗」は酒米・水とも村上にこだわって造られた酒。キレのよい辛口で、どんな料理とも相性がいいです。
他にもお土産に最適の地酒が豊富にそろっているので、訪れた際にはいろいろ相談してみるのもいいですね。また、9/15~10/15に開催されるイベント「町屋の屏風まつり」に益田甚兵衛酒店も参加するので、ぜひのぞいてみてください。
益田甚兵衛酒店
所在地 村上市塩町7-11
電話番号 0254-52-3014
営業時間 8:30~18:30
定休日 元日
公式サイト
http://masudajinbe.com/