天神岡集落は平安時代(900年前)京都の中御門家(なかみかどけ)の荘園 小泉荘(こいずみのしょう)の旧跡を窺わせる所でもある。
寺の開創は寛永2(1705)年、大場沢の普済寺九世 明山芳哲(みょうざんほうてつ)大和尚に依る。爾来三十六代の住職が法灯を守るが、三十二世代の時、明治42(1909)年8月5日、類焼によって伽藍全焼。再建は同年11月27日。
昭和57(1982)年、現庫裡の新築、本堂の修復工事の竣工落慶をして現在に至る。
●曹洞宗
館廣山(かんこうざん) 常榮寺(じょうえいじ)
所在地 村上市天神岡368