創立不詳、江戸時代は出羽国(山形県)湯殿山 真言宗 滝水寺の末寺であったが、その後は高野山派に属す。本尊の地蔵菩薩は火伏の霊験あらたかとして有名であった。領主・本庄繁長が里本庄村から移したとも、村上頼勝が蒲萄(ぶどう)村から移したともいう。もともと城主の信仰が厚く、堀家の家老・堀主膳は七湊の田二町を寄進し、歴代の藩主も三石の米を寄進している。
毎年7月23日の地蔵会式には城主の代参があった。参道には九品仏の一つ、中品下生仏と閻魔堂がある。明治5(1872)年、火災によって焼失。その後、規模を縮小する。
●真言宗
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ただし、朱印帳にそのとき記入押印して提供するか
あらかじめ作成した用紙で提供するかは、その時々により異なります。
如意山 十輪寺(にょいざん じゅうりんじ)
所在地 村上市大町3-17