本願寺第5世 綽如(しやくにょ)上人の二男 鸞芸(らんげい)師、文安元(1444)年 加賀国・津波倉(つばくら)に本蓮寺を開創。永禄9(1566)年、小松細工町に移る。慶長3(1598)年、小松城主・村上周防守頼勝、加賀国小松より村上に移封の際、周防守の招請により本蓮寺第9世 憶持院教惠(おくじいんきょうえ)師、門徒7戸を従え、慶長4(1599)年に現在地に至り、町名を旧小松にちなみ細工町と改め、寺地7百歩を拝領し一寺を建立する。寛永年間(1624~44)本悟寺と改号し、現在に至る。
寺には、小松本蓮寺常住物の裏書のある、親鸞聖人(しんらんしょうにん)、聖徳太子(しょうとくたいし)、三国七高僧の三幅の御影像が伝わる。
●真宗大谷派
津波倉山 本悟寺
所在地 村上市細工町1-2