「神様が天(あめ)の石船(いわふね)に乗りお出でになられた」との伝説をもつ磐舟郡総鎮守。圏域『岩船(いわふね)』の地名の由来。創祀は大化4(648)年 磐舟柵(いわふねのさく)設置以前と伝わる。
御祭神は饒速日命(ニギハヤヒノミコト)。
大同2(807)年 北陸道観察使 秋篠朝臣安人が下向の際に社殿を建立。越後國の北の守護神(まもりがみ)として京都貴船神社の御祭神三柱を合祀以来壱千二百年、明神様(みょうじんさま)と称されて広く信仰を集める。
延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)に越後磐船郡の筆頭に記載。色部氏、本庄氏、歴代村上藩主等に鎮守の御社として篤い保護を受ける。
明治期に越後一宮彌彦神社に次ぐ県内最初の縣社に列する。
磐舟郡総鎮守 石船神社(いわふねじんじゃ) 明神様
所在地 村上市岩船三日市9-20