宝永2(1705)年の記録では、元和元(1615)年、阿闍梨宗海(あんじゃりしゅうかい)の開基によるとあり、本寺は羽州(山形県)湯殿山滝水寺とある。その後、延宝6(1678)年、明海(みょうかい)上人により再建された。
明治16(1883)年の記録では、同寺は高野山明王院(みょうおういん)の末寺とある。
本尊の不動明王は、日本三大不動尊の一つの菅谷(新発田市)の不動尊を分霊したものである。菅谷の不動尊はインドから中国、そして最澄(さいちょう)によってわが国に伝えられ、菅谷へは源頼朝の叔父・護念上人によって伝えられたという。
●高野山真言宗
この表示板が「由来案内板」に下げられている時は、朱印の求めに応じられます。
ただし、朱印帳にそのとき記入押印して提供するか
あらかじめ作成した用紙で提供するかは、その時々により異なります。
常光山 法音寺(じょうこうさん ほうおんじ)
所在地 村上市小町3-9