開基、文禄元(1592)年、善住院日遥(ぜんじゅういんにちよう)上人による。元は猿沢(朝日地区)にあった寺と伝えられ、隣寺の経王寺の末寺と『村上寺社旧例記』にある。
本尊の釈迦如来は仏教の始祖で、多宝如来は法華経の真実義を証明するために地より湧出(ゆうしゅつ)した仏である。もう一躯(いっく)の鬼子母神は、子の養育を助け、法華経を弘める行者を守護する神という。
本堂に用いられている柱材などは天保年間(1830~44)に村上城の居館を解体、再建したときに払い下げられたものを用いたと伝えられている。
●日蓮宗
この表示板が「由来案内板」に下げられている時は、朱印の求めに応じられます。
ただし、朱印帳にそのとき記入押印して提供するか
あらかじめ作成した用紙で提供するかは、その時々により異なります。
遠壽山 長法寺
所在地 村上市寺町3-24