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むらかみやげ むらかみやげ

村上市で生まれ、全国・世界で愛されている逸品の数々。作り手の情熱、商品に込められた想いなどとともに紹介します。
※価格等の情報は取材当時のものです

 

 

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もらってうれしい・贈って喜ばれる村上の定番土産といえばコレ!

 

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2021/04/25

【人気おみやげベスト5】道の駅 笹川流れ(夕日会館)

今回の「むらかみやげ」はいつもと趣向を変えて、村上市内に3カ所ある「道の駅」の人気おみやげベスト5を紹介します。海・山・里の美味が豊富にそろう新潟県村上市。道の駅の物産販売コーナーには、その地域のおみやげがいっぱいです。

 

初回は、道の駅 笹川流れ(夕日会館)の人気おみやげベスト5を紹介します。

 


 

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道の駅 笹川流れ(夕日会館)は、JR羽越本線 桑川駅と国道345号に接する道の駅。国指定名勝天然記念物や新潟県立自然公園に指定される笹川流れの中にあり、ドライブや海水浴に訪れた人が立ち寄る休憩&観光スポットです。

 

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2Fから国道345号を跨いで架かる陸橋は、笹川流れに臨む絶好のポイント。晴れていれば、きれいな海と起伏に富んだ海岸線、沖には粟島の島影が見えることでしょう。

 

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館内には新潟県内・村上市内のおみやげがずらり。中でも地元・山北(さんぽく)エリアの特産品はアイテム数も多く充実しています。希少なもの・珍しいものにも出合えるかも。

 

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道の駅 笹川流れ(夕日会館)の人気おみやげを紹介してくれたのは、道の駅 笹川流れ副駅長・中村さん(写真左)とスタッフの富樫さんです。

 

 

それではランキングを発表します!

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日本海・笹川流れの海水を使った手作り塩(340~1,080円)

<コメント>
当館では4軒の塩やさん(日本海企画日本海ソルトミネラル工房吉野屋[外部リンク])の商品を取り扱っています。どの店もそれぞれにこだわった塩作りをしており、それぞれに違ったおいしさがあります。いつものおにぎりや漬物などに使ってみてください。藻塩や笹塩、昆布塩、梅塩といった風味豊かな変わり塩もそろっています。

 

 

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笹だんご&ちまき(5個入り 750円/1個 150円※笹団子のみ)

<コメント>
村上市大毎(おおごと)のお母さんたちが作る笹だんご・ちまきを必要な分だけ仕入れ、おいしさを閉じ込めるため急速冷凍して販売しています。ちまき(写真左)は山北伝統のアク笹巻き*。リピーターも多く、知る人ぞ知る名品です。どちらも自然解凍でおいしく食べられますが、ちまきは一度茹でるとさらにおいしくいただけます。
*餅米を灰汁に浸し、笹で巻いて茹でたもの。餅米は黄金色に変化し、独特の風味と絶妙な歯触りが生まれます

 

 

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干物各種(400~1,080円)
写真上から時計回り:たこの味噌漬、タイ干し、カナガシラすり身

<コメント>
寝屋(ねや)などの地元漁港で水揚げされた季節の魚介を、地元の鮮魚店が加工したものを取り扱っています。中でも人気は「たこの味噌漬」(1,000円)。柔らかいタコの身にみそのうま味が染み込み、ごはんのお供・晩酌のお供にオススメです。季節によって品ぞろえは変わりますが、常時5~6アイテムはご用意しています。

 

 

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大毎めぐみ工房 山ぶどう原液(300㎖ 1,000円/500㎖ 1,800円)

<コメント>
糖度20度以上の大毎産山ブドウ使用、果実を丸ごと絞ったものを瓶詰めしています。
水や炭酸で割ったり、ゼリーにしたり、もちろんそのまま飲んでもおいしいです。

 

 

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手作り梅干し(500円)

<コメント>
岩石(がんじき)集落で採れた梅を使い、地元のお母さん方が丹念に漬けた梅干し。皮は柔らかく実はトロリ、昔ながらの酸っぱい梅干しはごはんとの相性抜群です!

 


 

道の駅 笹川流れ(夕日会館)には、山北エリアの魅力が詰まった物産販売コーナーのほかにも、カフェや食堂といった飲食スペースがあります。

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1F「cafe R SUN45(カフェ ルート さんよんご)」は、カリフォルニアスタイルのおしゃれなカフェ。スタッフが話し合いを重ねて改良したオリジナルコーヒー(ホット300円/アイス350円)をはじめ、3種類のソフトクリームが人気を集めています。

 

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写真中央は、一番人気の日本海ソフトクリーム(350円)。爽やかな青色、ほんのり塩味が効いていてサッパリとした後口です。牛乳の豊かなこくが味わえる北海道ソフトクリーム(写真右・350円)、両方楽しみたい方はミックスソフトクリーム(写真左・400円)をどうぞ。

 

来る行楽シーズンにはドライブや釣り、笹川流れを巡る遊覧船。そして、夏には海水浴やBBQとさらに活気づく山北エリア。道の駅 笹川流れ(夕日会館)にも立ち寄っておみやげを買ったり、ソフトクリームやコーヒーでひと休みしてください。

 

 

道の駅 笹川流れ(夕日会館)
所在地 村上市桑川891-1
電話番号 0254-79-2017
営業時間 <物販>9:00~18:00 <カフェ>10:00~17:30 ※4~10月まで
定休日 毎月最終水曜日
駐車場 普通車48台/大型2台
公式Instagram @yuuhikaikan_official

 

2021/04/05

鈴木漆器店

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最終工程の「毛彫り(けぼり)」。縫い針のような極細の彫刻刀を用い、細かなニュアンスを出していきます

 

力強さと緻密さが共在する彫り、幾度も漆を塗り重ね慎ましい光をまとわせる塗り。村上木彫堆朱の魅力は、この二つによって成り立っているといってもいいでしょう。今回は、村上市肴町の鈴木漆器店へおじゃまして、新たな取り組みやお土産に人気の商品について聞いてきました。
(取材日:2021年3月11日)

 

 

村上が誇る、伝統的工芸品の一つ


国(経済産業省)が指定する伝統的工芸品は全国に236品目(2021年1月15日時点)あり、村上市では羽越しな布と村上木彫堆朱の2品が指定を受けています。

 

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村上では、昔から質のいい漆が採れたことに加え、江戸中期には武士のたしなみとして木彫が流行。それが町人の間にも広まって、技術が発展したといわれています。

 

現在では、堆朱・堆黒(ついこく)・朱溜塗(しゅだめぬり)・色漆塗(いろうるしぬり)・金磨塗(きんまぬり)・三彩彫(さんさいぼり)の6種の技法を「村上木彫堆朱」と呼んでいます。

 

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今回伺った鈴木漆器店は昭和39(1964)年の創業、現在は2代目の鈴木伸也さんが店を継いでいます。村上では珍しく、彫りと塗りの工程を一人でこなす鈴木さん。「父(創業者の正さん)は彫師でしたが、店を持ち、自ら塗りもするようになりました。私は29歳で店に入りましたが、父とともに働き、彫りと塗りの両方やるのが自然なことでした。」

 

 

名入れで村上土産に付加価値を


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鈴木伸也さん(撮影のためマスクを外しています)

店に入り、もうすぐ20年が経つ鈴木さん。伝統の村上木彫堆朱を作り続けるのと同時に、新たな漆器「SUMI・CO(すみこ)」(下記参照)の開発などにも取り組んできました。ことし3月にはレーザー彫刻機を導入、村上木彫堆朱の代表的なアイテムである箸に名入れができるようなりました。30分程で仕上がるので、その日のうちに持ち帰ることが可能です。

 

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「うちの箸は4面のうち2面に雷紋が彫ってあり、残りの面にレーザーで名入れします」(鈴木さん)。その間は村上での観光を楽しみ、帰りに店に寄って完成品を受け取る    村上を旅した記念になる村上木彫堆朱の名入れ箸、贈り物にも喜ばれることでしょう。

 

【名入れ箸について】
1膳 4,400円・税込(箸3,300円+レーザー彫刻1,100円)
※箸は色(朱・黒)と長さ(23cm・21cm)が選べます。
※名入れ文字は書体(楷書体・明朝体など)と色(黒・赤・金・黄・ピンク)が選べます。

 

 

鈴木漆器店の村上木彫堆朱・漆製品


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姫鏡(6,600円~・税込)

村上木彫堆朱の伝統的な図案(草花や地紋)の他に、かわいい黒猫をあしらったオリジナルの姫鏡も。使うほどにつやが増し、愛着がわく品に育っていきます。

 

 

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レーザー彫り根付(1,980円・税込)

均一な線彫りはレーザーならでは。手頃な値段でお土産にもオススメです。村上大祭の屋台の輪っか(車輪)、ハマナスといった村上らしい絵柄のほか、桜や波千鳥といった普遍的なものも。全6種類。

 

 

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SUMI・CO(3,980円~・税込)

本来は漆器の下地材である炭の粉。これを漆を塗ったものの上にまき、さらに漆をすり込み仕上げます。焼き物のような硬質な見た目と漆器の軽さを併せ持った新しい器。中性洗剤で洗えるので普段使いできます。

 

 

レーザー彫り根付は村上市内の下記施設でも取り扱っています。
駅前観光案内所「むらかみ旅なび館」
イヨボヤ会館
おしゃぎり会館(村上市郷土資料館)

 

SUMI・COは下記のお取り寄せサイトからも購入可能です。
https://shop.ng-life.jp/suzukishikki/0299-001/[外部リンク]新潟直送計画

 

 

 

鈴木漆器店
所在地 村上市肴町8-10
電話番号 0254-52-4443
営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休
公式サイト http://suzukishikki.jimdo.com

 

2021/03/05

てまひま工房 山専(やません)

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淡いべっ甲色のとろりとした甘い液体。村上市大毎(おおごと)の山々に自生するイタヤカエデの樹液を煮詰めて作った、極めて希少な国産メープルシロップです。作り手の河面(こうも)専一さんが樹液の採取から製造までを手掛ける大変貴重な品、その奥深い味わいを紹介します。
(取材日:2021年1月22日・2月26日)

 

 

希少な国産メープルシロップ


現在、日本国内で流通しているメープルシロップの約95%はカナダ産といわれています。対して、日本国内で作られているメープルシロップは本当にごくわずか。河面さんが作る山専のメープルシロップも夏前にはほとんどが売れてしまう幻の存在です。

 

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無色透明なイタヤカエデの樹液(画像提供:てまひま工房 山専)

カナダ産メープルシロップの原料はサトウカエデの樹液。しかし、日本ではイタヤカエデの樹液が使われます。イタヤカエデから樹液が採れるのは2月上旬~3月上旬のおよそ1カ月間だけ。採れはじめの樹液は糖度が高く、甘いのが特徴。次第に糖度は下がっていき、3月半ばには樹液も出なくなります。

 

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20ℓ入るポリタンクを背負って雪山を登る(画像提供:てまひま工房 山専)

大毎は村上市内でも有数の豪雪地帯。イタヤカエデが自生する山にも、毎冬たくさんの雪が降り積もります。河面さんは自らスノーモービルを駆って山へ入り、ポリタンクに樹液を集めながら木々を巡ります。雪が厚く残る山の斜面、十数kgにもなるポリタンクを背負って移動するのは想像以上の重労働です。

 

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淡く美しい色合いも魅力の一つ(画像提供:てまひま工房 山専)

採集した樹液は、自宅に隣接する工房でひたすら煮詰めます。無色透明で糖度も1.5%ほどしかないイタヤカエデの樹液*。これを不純物を取り除きながら、1/50程度の量になるまで火にかけます。完成したメープルシロップの糖度は約66%。透明だった樹液はべっ甲のような淡褐色に変わり、上品で甘い香りを放ちます。
*サトウカエデの樹液の糖度は約3%

 

 

「てまひま」だけが生み出せるおいしさ


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撮影のためマスクを外しています

河面さんが自身の工房を開業したのは2012年10月のこと。雪山で飲んだイタヤカエデの樹液に心動かされました。「イタヤの樹液が甘いことは昔から知っていました。この樹液で自分のメープルシロップを作ってみたい。そう思い、日本メープルシロップ協会や山形県金山町でメープルシロップを作っている『暮らし考房』でシロップ作りを勉強しました。」

 

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イタヤカエデ(画像提供:てまひま工房 山専)

工房を構えた後も、河面さんの試行錯誤は続きます。2014年の春には販売もスタートしますが、納得がいく製品が出来るようになるには5度の春を迎えなくてはなりませんでした。「樹液が採れるのは気温5~15℃、寒暖差が大きい方がいい。毎年同じ質・量が採れるわけではないので、どの工程も例年通りとはいきません。また、樹液は採取後2~3日以内に加工しなければ質が変容する、とてもデリケートなもの。シーズンが始まれば、製品が完成するまで気の休まる時はありません。」

 

2021年2月末、ようやくことしのメープルシロップが完成したと聞き、再び工房を訪ねました。ことしは気温の低い日が多かったため、「糖度の質の良い樹液が採れた」と河面さんは話します。2021年2月に完成したばかりのメープルシロップ、数に限りはありますが、ぜひたくさんの方に味わっていただきたいです。

 

 

河面さんのメープルシロップ・メープルサップ


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ピュアメープルシロップ「楓の蜜」(50㎖)

村上市大毎周辺の山々に自生するイタヤカエデの樹液から作った希少なメープルシロップ。軽やかな甘みが特徴で、後口が重くならず爽やか。パンケーキやワッフル、プレーンヨーグルトにかけてもおいしいです。

 

 

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ピュアメープルサップ「楓のしずく」(500㎖/300㎖)

メープルサップとは、加熱滅菌した樹液をそのまま瓶詰めしたもの。イタヤカエデの樹液の糖度は約1.5%。口にすると、かすかな甘みとほのかな木の香りが広がります。

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お湯の代わりに沸かしてコーヒーを淹れたり、白湯にしたり、焼酎やウイスキーの割材にしたりと使い方はさまざま。サップで淹れたコーヒーはほんのり甘く、甘味料を後入れしたものとはちょっと違ったおいしさが楽しめます。一度お試しください。

 

 

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てまひま工房 山専のメープルシロップ・メープルサップは、村上市内の下記店舗でも数量限定で取り扱っています。
朝日みどりの里 物産会館
朝日みどりの里 農産物直売所
益甚

<村上市外>
●ナチュレ片山(本店・ピアBandai店)
http://nature-katayama.jp/[外部リンク]

 

 

てまひま工房 山専
所在地 村上市大毎627
電話番号 0254-75-2132
※工房を訪れる際は事前にお問い合わせください

 

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