むらかみやげ むらかみやげ

新潟県村上市で生まれ
全国・世界で愛されている逸品の数々。
作り手の情熱、商品に込められた想い
などとともに紹介します。

 


記事中で紹介している商品価格・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

 

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もらってうれしい・贈って喜ばれる
村上の定番土産といえばコレ!

 

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2018/08/02

村恭 MURAKYO神林店

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色とりどりのフィルムに包まれた、四角いクレープ。村上市近郊の方なら「あ、村恭のね」と気付かれることと思います。

 

村恭の代名詞ともいえる四角いクレープが誕生したのは1978年のこと。現在の社長が「片手で食べられるケーキが作れないか」と考えたのが始まりでした。当時は原宿でクレープが大流行する前。社長はフランスのガレットを参考に、薄い生地の中に生クリームやスポンジを包み込んだ四角いクレープを生み出したのです。
※フランス北西部の郷土料理。そば粉等を溶いた生地を薄く円形に伸ばし、中央にチーズや卵を入れて焼き、正方形に折り畳んだもの

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四角いクレープ誕生からことしで40年。2008年3月にR345号線沿いにオープンした2号店・村恭 MURAKYO神林店(こちらも10周年!)には、きょうもこのクレープを買い求めるお客様が続々とやってきます。ショーケースに並ぶクレープを眺め、あれやこれやと思案するのは至福のひと時。食べる人の顔を思い浮かべながら、一つ、また一つと選んでいくのは悩ましくも楽しい時間です。

 

さて今回は、この村恭 MURAKYO神林店に並ぶスイーツの中から、お土産にオススメの商品を紹介していきましょう。

 

 

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クレープ(243円・税込)

村上市で「クレープ」といえばこちら。定番が6品(マロン・チョコレート・ブルーベリー・小倉・抹茶・ゴマ・イチジク)に季節限定の3品が常時並びます。

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中には、フルーツソースや生クリーム、スポンジが入っています。生クリームは3種類をブレンドし、軽い口当たりを目指しているとのこと。何個でも食べられちゃいそうです。

 

 

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クレスク(129円・税込)

四角いクレープから派生した新商品。クレープの生地にさまざまなフレーバーを塗り、ラスク同様じっくり焼き上げて作ります。カリッ! パリッ!のハードな食感が癖になります。

 

 

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みそまんじゅう(86円・税込)

村恭 本店(村上市岩船上大町)で作られている、昔ながらのみそまんじゅう。みそを練り込んだ生地の中に、同じくみそを練り込んだ白あんが入っています。1994年には第22回 全国菓子大博覧会で大臣栄誉賞を受賞、村恭の隠れた名品です。

 

 

こちらはお土産とはいきませんが、オリジナルジェラートもオススメです。

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オリジナルジェラート(シングル 300円、ダブル 350円・ともに税込)
※写真は村上茶と塩&ショコラ

旬のもの・地のものを使ったジェラートが日替わりで並びます。これからの季節、レジャーの帰り道に食べたいスイーツです。

 

 

 

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村恭 MURAKYO神林店
所在地 村上市牧目砂山1262
電話番号 0254-60-1122
営業時間 10:00~18:00
定休日 第2・4水曜日

公式サイト
 http://www.murakyo.jp/

 

 

2017/08/08

千年鮭きっかわの麹スイーツ

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村上市大町にある、千年鮭きっか    
言わずと知れた鮭の名店ですが、実は地元・村上では麹(こうじ)を扱う店としても知られています。

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上記写真は、きっかわの見学エリア外にある麹室の扉。麹造りは寒さ厳しい冬期間に行われるため、現在は固く閉ざされています。
年季の入った扉には、向かって右に「麹室入口戸」、左に「大正九年 庚申十月吉日」*とあります。中央の貼り紙には「学を修め 技を極め 一(はじめ)に還る」と会長・吉川哲鮏(てっしょう)さんの文字。
※およそ百年前の扉です

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麹室の扉の上に祭られた、菌の神様。
こちらをはじめ、きっかわの店内には15基の神様が祭られているそうです。

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写真右は、もち米を蒸すための甑(こしき)。
左には、麹を使うなれずしの一種「飯寿司(いずし)」を仕込む木桶があります。

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麹造り「切り返し」の工程(写真提供:千年鮭きっかわ)

きっかわの麹は「へぎ箱 とも蓋造り」という、昔ながらの一番手間がかかる製法で造られています。古式ゆかしい甑を用いた「蒸かし」に始まり、約40℃に保たれた麹室での作業を経て、その成長を見守りながら4日間かけて造り上げます。人の手と麹菌との協同作業ゆえ、いつも同じ工程というわけにはいきません。心を平らかにし、麹に対して「懸命に励むので、どうぞ協力してください」と語りかけながら取り組むそう。先に紹介した哲鮏さんの貼り紙には、麹に対して謙虚であるべきという戒めが込められているのです。

手をかけ、時間をかけ、麹と対話しながら造られる、きっかわの麹。
今回は、この麹を素にした、滋養に富んだ麹スイーツをご紹介します。

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天然麹甘酒(180ml 367円・税込)

甘酒は『飲む点滴』といわれるように、天然のブドウ糖の甘みにビタミン・ミネラルがたっぷり。冬の飲み物というイメージがありますが、夏の季語にもなっているように、滋養豊富で夏バテ解消にもオススメです。きっかわの甘酒は、砂糖等の添加は一切なし。優しい甘みが胃の腑に染みます。

 

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【右】Madam Kikkawa 麹のスイーツドリンク プレーン(180ml 399円・税込)
【左】Madam Kikkawa 麹のスイーツドリンク 生クリーム風味(180ml 420円・税込)

きっかわが手掛ける新ライン「Madam Kikkawa(マダム キッカワ)」。洋食好きの奥様のために、ご主人(きっかわ社長・吉川真嗣さん)が作った洋風鮭料理などのレシピをブラッシュアップ、商品化したものです。麹のスイーツドリンクもその一つ。プレーンはすっきりとした自然な甘み、生クリーム風味は芳醇でこくのある甘みが特徴です。

 

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Madam Kikkawa 麹プディング(420円・税込)

原料は、米麹・もち米・生クリーム・ゼラチンのみ。麹がつくり出す優しい甘みに生クリームのこくが加わることで、現代的で洗練されたスイーツに仕上がっています。

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米麹の粒もしっかり感じられます。

気の置けない仲間同士が集まる席の、ちょっと気の利いた手土産にいかがでしょう。
洋風スイーツがちょっと苦手…という方にもオススメですよ。

 

 

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千年鮭きっかわ
所在地
 村上市大町1-20
電話番号 0254-53-2213
営業時間 9:00~18:00
定休日 元日
公式サイト >>> https://www.murakamisake.com/

 

 

2016/10/14

十輪寺茶や 越後岩船家

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ことし3月、村上市大町の町屋が改装され、二軒のお店がオープンしました。一軒は、前々回に紹介した漆工房 じえむ。そしてもう一軒は、今回紹介する十輪寺茶や 越後岩船家です。

 

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店内には、まち歩きで疲れた方に、甘味とお茶で一服できる場所を提供したいと休憩スペースが設けられています。いろりを囲む椅子に腰掛け、お団子を片手にちょっと一休み、という風に利用してください。

 

今回は、十輪寺茶や 越後岩船家で人気のお土産品を紹介します。

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十輪寺串だんご(1本150円・税別)

県産コシヒカリを使ったもっちりお団子に、地元食材を用いたあんがたっぷり。みたらしにはてんや味噌醤油店のしょうゆ、みそには小林醤油店の十年熟成味噌、抹茶あんには常盤園の村上挽茶を使用しています。定番+季節の味を用意していて、現在は粒入りマロンあん(写真左から3番目)が並んでいますよ。

 

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笹すけ(2個入り360円・税別)

大洋盛のさかすけ*を生地に練り込んだ、白い笹団子。抹茶あんと桜あんの二種類があります。冷凍されているので、自然解凍して召し上がってください。
※清酒を造った際にできる高品質で栄養価の高い酒粕に、独自の乳酸菌を加えて再発酵させたもの。高い栄養価はそのままに、機能性成分をたっぷり含んだ乳酸菌発酵酒粕です

 

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至福の鮭茶漬けセット(926円・税別)

自社の田んぼで収穫した岩船産コシヒカリ2合(300g)、総合食品さいとうの「塩引鮭 粗ほぐし」、常盤園の村上茶(煎茶)の三つを組み合わせた商品。お茶漬けにしても、そのまま別々に食べてももちろんOK! 日持ちするので、お土産にも重宝します。

 

 


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十輪寺茶や 越後岩船家
所在地 村上市大町3-24
電話番号 0254-52-2073(やまとのうさん)
営業時間 9:00~17:00
定休日 水曜日
公式サイト >>> http://www.echigo-iwafuneya.com/

 

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