
GWも終わり、緑が青々と茂る初夏がやってきました。今回の「むらかみシュラン」は、若葉きらめく大自然に囲まれた博物館、縄文の里・朝日 奥三面交流館(以下、縄文の里・朝日)の食事処やまびこでランチをいただいてきました。
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この2人で行ってきました。

縄文の里・朝日は、大人から子どもまで楽しめる体験型の考古・民俗ミュージアム。今はダムの底に沈む三面集落の在りし日の暮らし、そして同地域から出土した縄文時代の遺跡群を貴重な資料とともに紹介しています。
そんな縄文の里・朝日の中にある、春~秋の土・日曜、祝日のランチタイム限定オープンの食堂が「食事処やまびこ」(通称:やまびこ食堂)です。メニューは、そばや天ぷら、古代米ごはんを中心に、地物の旬の食材を使った手料理を提供しています。
単なる博物館併設の食堂と侮るなかれ! 看板メニューのそばは、市内屈指のそば処・朝日地区高根産の手打ち十割そば! また、素朴ながら滋味溢れる料理の数々は、奥三面の人々が大切にした手仕事の精神を守り伝える博物館だからこそ味わえる、労を惜しまず丁寧に作られた逸品です。

縄文の里・朝日があるのは、村上市朝日地区の岩崩[いわくずれ]。県道349号鶴岡村上線を山形方面に進み、朝日スーパーラインの起点付近です。
看板を目印に右折します。


駐車場に面したところに「手打ちそば」ののぼり旗と「食事処やまびこ」の看板が! はやる気持ちを抑えつつ、「正面玄関にお回りください」の指示通りに、縄文の里・朝日の正面玄関へ向かいます。


玄関をくぐると、まず目に入ってくるのがブラックボード。
旬の地物にこだわる食事処やまびこでは、その日仕入れた食材によって、天ぷらや小鉢、サービス品(サービス品って?⇒答えは後ほど)の内容が変わるので、ブラックボードでその日のお品書きを告知しているそうです。ちなみに、施設の公式キャラクターじんめちゃんとじょーもくんの絵も全部、本日のメニューと一緒にイラストの得意なスタッフさんが毎回描き替えているのだとか。かわいいですね~!

ここで店内に入らず、一旦縄文の里・朝日の受付窓口へ。先に食券を購入します。
写真付きメニューはこんな感じ↓↓
受付のそばに置いてあります。



サービス品とは、メニューの他にお客様への歓迎の気持ちでふるまわれる「もう一品」だそう。その日に仕入れた食材を見て料理を考えるため、内容は不定かつ数量限定・先着順。おかずだったり、デザートだったり、時には飲み物の日もあるとか。でも、ただ一つ「スタッフの真心を込めた手作り」という点だけは決まっているのですって。や、優しさが染みる……!!
食券を購入したら、いざ食堂へ入店。


入店したら、初めに厨房のスタッフさんに食券を渡します。お茶・おしぼり等はすべてセルフサービス。正面奥の置き場に向かうと……

あっ、ありました! サービス品です。

本日のサービス品は「おからサラダ」でした。
毎月さまざまなワークショップイベントを開催している縄文の里・朝日。「豆腐づくり体験」のイベントも行っているそうで、このおから、なんとの食事処やまびこの自家製なのだそうです。従来のパサパサなおからのイメージを覆す、ふわっふわな食感にびっくりしました!

各テーブルにはこんな読み物が置いてあります。
そばつゆもだしから手作りされているとは!
がぜん、注文した料理への期待も高まります。
そして、待つこと数分……

天ざる蕎麦
1,000円・税込
今日は、食事処やまびこの人気No.1「天ざる蕎麦」をいただきました。

こちらのそばは、村上市高根産のそば粉を使った手打ち十割そば。打ち立てならではの香りの良さと、しっかりとした風味があって、一口すすった瞬間に「このそばはうまい!」と細胞レベルで感じます。
※縄文の里・朝日では、秋には「新そばまつり」、さらに年に数回の「蕎麦打ち体験」も開催されているので、興味のある方はぜひご参加ください

つゆも丁寧に作られていて、厚削りのかつお節をじっくり煮出した一番だしをたっぷり使用しており、うま味が深く、十割そばとの相性は抜群です。そばもつゆも、私の中では「食事処やまびこが一番!」と言えるほどオススメです。
実は、わさびにも隠れファンが。溶けやすく、ほどよく粒が残るため、そばの香りを引き立てながら爽やかな辛みを添えてくれます。また、添えられている漬物は、村上市内の朝日産業食品工業さんのたまり漬け。館内でも販売していて、食後に買って帰る方も多い人気のお漬物だそうです。
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そば定食
1,200円・税込
私は、そば・天ぷら・小鉢・古代米おにぎりとオールスターの「そば定食」をいただきました。

天ぷらは5種の盛り合わせ。前述のように具材は日替わりです。今日の天ぷらは、コシアブラ・新タマネギ・カボチャ・シイタケ・エビでした。天つゆも付いてくるものの、どの具材も素材のおいしさが極限まで生かされていて、何も付けなくても最高においしいの一言!
口に含んだ瞬間に豊かな香りが広がるコシアブラやシイタケ、まるで果物のように甘い新タマネギやカボチャに感動です。エビ天も大きくてうれしい!

ブラックボードにあった通り、今日の小鉢は村上市内でも激レアな食材「あけびの芽の酢みそがけ」です。ラッキー! 山菜特有のほろ苦さに酢みそのこくのある甘酸っぱさが相性抜群です。
酢みそに使われているみそは、おからと同様に、縄文の里・朝日で「味噌づくり体験」のイベントを開催した際に仕込んだ自家製なのだとか。大豆のうま味がしっかり感じられる手作りみそは、市販品とは一味も二味も違いました。

ツヤツヤな古代米ごはんの塩にぎり。
料理が来る前に読んでいた読み物によると、使っているお米は縄文の里・朝日がある岩崩地域で取れたコシヒカリとのことで、これぞ地産地消の極み! ヘルシーフードの古代米と混ぜて炊くことで、モチモチ度が一層アップするそうで、ただでさえ粘り気抜群なコシヒカリが古代米効果で最高にモチモチ&甘~くなっていました! 塩気もいい塩梅で、まさにここでしか食べられないごちそうです。

手作りそばつゆは、期待を裏切らないおいしさ! 私もマイベストそばつゆに、今日ここで出合った気がします! 最後はそば湯と共に、一滴残さずいただきました。
十割手打ちそば・天ぷら5種盛り・小鉢・おにぎりと大ボリュームで、かなりおなか一杯になりました。この量と、何よりこのクオリティーで1,200円…… なんという衝撃的なコスパ! スタッフの皆さんの心づくしを終始感じる定食でした。
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最後に、食堂のスタッフの皆さんが着用しているエプロンのイラストがとてもかわいかったので、写真を撮らせてもらいました。

同じデザインのTシャツがミュージアムグッズ売り場で発売中、スタッフさんのイチオシ商品だそうです。ぜひこのTシャツを着て、常連さんになって、ランチに通い詰めたいです……!
縄文の里・朝日のミュージアムグッズについてはこちらの記事をご覧ください。
むらかみやげ≫【GOOD! Museum goods】「縄文の里・朝日」編
大自然の中に立つ、体験型考古・民俗ミュージアムの食堂は、さながら森の中の隠れ家レストラン。料理だけにとどまらず、つゆやみそまで一から手作りとは、まったくお見それいたしました。季節の移ろいとともに、さまざまな旬の食材をいただきに、またおじゃましたいと思います。ごちそうさまでした!
※十割そば、天ぷらは数に限りがあるため、早めに行くか、事前に電話で確認しておくと安心です
※イベント開催時は、当日限定特別メニュー(通常メニューはお休み)になる場合があります。詳しくはお問合せください

食事処やまびこ
所在地 村上市岩崩612-118 縄文の里・朝日内
電話番号 0254-72-1577(縄文の里・朝日)
営業日 例年4月下旬~11月中旬の土・日曜日、祝日
営業時間 11:00~14:00(Lo 13:30)
定休日 平日
駐車場 34台(障がい者用1台含む)
公式サイト
http://www.iwafune.ne.jp/~joumon/