今回も、自由気ままに一人でごはん。
すがいなおです。
今回おじゃましたのは、村上市貝附(かいつけ)集落の高台に立つCafe 絵里奈(カフェ えりな)。自宅を改装して2018年にオープンしたカフェは、店主・菅井悦子さんの長年の夢だったとのこと。以来、ちょっと分かりづらい場所にあるにも関わらず、たくさんの方が訪れる人気店です。
Cafe 絵里奈への行き方を簡単に説明します。国道7号と113号が交わる十文字交差点を関川村方面へ。車で約5分程行くと貝附集落の入り口があるので、写真の赤い矢印ように曲がりましょう。
集落内の道は大変狭いので、運転には細心の注意をお願いします。
こちらが店の外観、小さな看板が目印です。
玄関の前には、その日のオススメが出ています。
店内の様子です。友人宅に招かれたような、気の置けない感じがいいですね。テーブル席の他に、カウンターやソファー席、畳の席もあります。
天気の良い日はテラス席も利用できます。眼下にはのどかな田園風景が広がり、なお一層ゆったりした気持ちに。
メニューはこちら。
店主が長崎県出身ということで、長崎カステラの名店「福砂屋」のカステラお取り寄せもやっています。ちなみに店名の「絵里奈」は、店主が昔アルバイトをしていた長崎・出島の喫茶 絵里奈から「のれん分け」してもらったものだそう。
ランチは、限定5食の日替りランチ(この日はグリーンカレーでした)をはじめ、デミグラスソースのオムライスと煮込みハンバーグの3種類。さて、どれをいただこうかしら……。
事前予約があれば、長崎名物の皿うどんやちゃんぽん、出島の喫茶 絵里奈直伝の分厚いだし巻き玉子を挟んだ「たまごサンド」もいただけるそうです。
オムライス<デミグラスソース>(1,000円・税込)
※サラダ・前菜・飲み物付き
バターの香りをまとったとろとろ玉子に、こっくりとした深みのあるデミグラスソースがかかったオムライス。中はケチャップライスで、玉子の甘み・デミグラスソースの濃厚なうま味とよく合います。ひとさじ、またひとさじ……と食べる手が止まらなくなる一皿です。
サラダと前菜。この日の前菜は、右上から時計回りでカボチャのサラダ、アボカドを生ハムで巻いたもの、ゴボウとニンジンのサラダでした。
食後にはこちらも。
季節のパフェ(800円・税込)
季節の果物をふんだんに盛り込んだ、Cafe 絵里奈の人気メニュー。この日はイチジクを中心に、シャインマスカットや黒ブドウのピオーネ、和ナシが使われていました。
イチジクは、皮ごと食べられる珍しい白イチジク(桃川農園のもの)と胎内産の完熟イチジクを使っています。
横から眺めてみると、パフェグラスの底にはイチジクのジュレとパンナコッタ。赤と白のコントラストが美しいです。イチジクが終われば、栗の渋皮煮や秋の果物を使った「秋パフェ」に変わるそうです。こちらもおいしそうですね。
店内には、地元作家が手がける雑貨や小物類が置かれていました。
店主の想いが実現した、アットホームな自宅カフェ。気取らない雰囲気と心のこもった手作りの料理、高台からの素晴らしい眺めにも心癒やされます。友人や家族、もちろん一人でも、Cafe 絵里奈でゆったりとした時間をお過ごしください。
Cafe 絵里奈(えりな)
所在地 村上市貝附1043
電話番号 0254-62-4086
営業時間 11:00~17:00
定休日 月曜日、第2・4火曜日
駐車場 4台
公式Instagram
https://www.instagram.com/cafe_erina_murakami/