村上の岩のりおにぎり(おいしいけれど、宴会料理の〆でしか食べる機会がないよね。普段から食べられたらいいのにな)問題を解決する特別編も今回で3回目。
今回紹介するのは、カフェ&ダイニング Dayis(デイズ)の岩のりおにぎりです。
(取材日:2023年4月6日)
カフェ&ダイニング Dayisは、日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」を降りてすぐ(車で約3分/駐車場10台)、JR村上駅からも徒歩でおよそ5分と大変便利な場所にあります。
カフェ&ダイニング Dayis
https://www.sake3.com/spot/7924
元気な色合いの内装は、オシャレなカフェそのもの。料理もさぞかしオシャレなんでしょうな!っと思いきや、ガレット*やパスタといったメニューに交じり、郷土料理の「やまもち」や豆腐・油揚げを使ったシブい料理も提供しています。
*生地にそば粉を使ったフランスのクレープ
やまもちは朝日地区の郷土料理で、半殺しのごはん*を団子状にして、すったクルミを加えた根菜の汁と合わせたもの(上記写真)。豆腐や油揚げを使ったメニューが多いのは、店主の実家が豆腐屋を営んでいるため。どちらも「村上のおいしいものを食べてもらいたい」という店主の想いから提供しているそうです。
*ごはんの粒が半分くらい残る程度につぶすこと
そして、岩のりおにぎりもその一つ。村上の海で採れた岩のり、朝日地区で作られているいわふね米(岩船米)コシヒカリは「そのものがおいしい」(店主談)ため、Dayisでは中に具を入れず、岩のり&米のうまさだけで勝負しています。
それでは、Dayisの岩のりおにぎりが出来るまでを紹介していきます。
直火で岩のりを焙り、香ばしさを引き立てます。
広げたラップの上に先程の岩のりを置き、そこへしょうゆを適量かけます。
しょうゆは、店主お気に入りの菱山六醤油(新潟市北区)の「本醸造 かおり」を使用しています。
しょうゆをかけた岩のりの上に、お茶碗の8分目までよそったごはんを置きます。
下に敷いたラップごとふんわり握ります。
これで完成です!!
※写真は2個ですが、1個からでも注文可能です
※テイクアウト可能です
それではいただきます!
岩のりおにぎり
1個 300円(税込)
「ちょっと小ぶり」(店主談)なDayisの岩のりおにぎり。重さは約150gですが、食べ始めると意外なほど食べ応えがあり、1個でも満足感があります。ラップを外すと香ばしい岩のりの匂いが漂ってきて、大きな口でかぶりつきたくなる衝動に駆られます。粒が大きく、もちもちとしたごはんは、甘みがあって、店主が話す通りそれ自体がごちそう。しょうゆが染みた部分がまたおいしく、岩のりとごはんのおいしさがさらに際立ちます。
岩のりとごはんとしょうゆ、ただそれだけのおにぎりがこんなにもおいしいなんて!! 市外の方はもちろんですが、普段から当地の食材を口にしている人たちにも味わってもらいたい、Dayisの岩のりおにぎりです。
カフェ&ダイニング
Dayis(デイズ)
https://www.sake3.com/spot/7924
所在地 村上市山居町1-13-28
電話番号 0254-57-1032
営業時間 11:00~14:00、18:00~20:00
定休日 火曜日
駐車場 10台
公式サイト
https://localplace.jp/t200455183/