2023年春、新潟県村上市における「岩のりおにぎり(はおいしいけれど、宴会料理の〆でしか食べる機会がないよね。普段から食べられたらいいのにな)問題」を取り上げ、割烹 味作・石田屋・カフェ&ダイニング Dayisの岩のりおにぎりを紹介しました。あれから2年、ランチ・ディナーを問わずに、通常メニューに載っていて、いつでも岩のりおにぎりが食べられる店を(細々かつ気まぐれに)探し続けてきましたが、ようやく見つけました!
というわけで待望(?)の第4弾! 和食・四川料理 千経[せんけい]の岩のりおにぎりを紹介します。
(取材日:2025年6月24日)
和食・四川料理 千経は、日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」から車で約2分(駐車場15台&大型可)。鮭・村上牛という村上二大グルメがいただけるだけでなく、本格・四川料理まで提供するという、バラエティーに富んだメニューが人気の店です。
そんな千経で提供している岩のりおにぎり、具材も選べちゃいます。
※「おにぎり」も3種類(おにぎり・岩のりおにぎり・焼きおにぎり)あります
具は、(写真左から)鮭・梅干し・タラコの3種類。一番人気を聞くと、「お客様からオススメを聞かれたら、鮭を勧めています。うちの鮭は、マルト鮮魚から仕入れた塩引き鮭のほぐし身を使っています。」(店主・竹内敏雄さん)とのこと。店主イチオシということで、今回は鮭の岩のりおにぎりをいただきます。
最初に用意するのは岩のり。千経では、山北[さんぽく]地区の鮮魚店から山北産岩のりを仕入れています。
岩のりにしょうゆをかけてなじませます。しょうゆはてんや味噌醤油店のもの。
具の鮭は、塩引き鮭の端の身をほぐしたもの。ほどよく脂がのっています。
ごはんは岩船産コシヒカリ。中には鮭のほぐし身がたっぷりと入り、店主の大きな手が手際よく握っていきます。
球状に形を整えたごはんを、岩のりの上に置いて包みます。
※店で提供する際は、電子レンジで30秒ほど温め、岩のりの香りを引き立てます
最後にアルミホイルで包んだら出来上がり。
それではいただきます!
岩のりおにぎり
1個 660円・税込
ソフトボールほどの大きさで、重さは約170gとずっしりしています。岩のりからふんわり漂ってくる磯の香り、しょうゆの香ばしい匂いが食欲を刺激します。
かぶりつけば、見た目に反して食感はふっくら。口の中でほろほろとほどけ、岩のり・しょうゆ・ごはん・塩引き鮭のほぐし身が一体となり、おいしさのかたまりとなって喉の奥へと消えていきます。少し甘みのあるしょうゆが後を引き、気付けば完食! ボリュームがあったのにあっという間でした。
酒宴の〆でよく食べられる、村上の岩のりおにぎりですが、やはりそれだけではもったいない! もっといろいろなシーンで食べたい・食べてもらいたい村上グルメです。
和食・四川料理 千経[せんけい]
所在地 村上市山居町1-4-31
電話番号 0254-52-2475
営業時間 11:30~13:30(Lo)、17:00~21:30(Lo)
※日曜日・祝日は11:30~13:30(Lo)、17:00~20:30(Lo)
定休日 月曜日
※月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休み
※その他、不定休あり(下記の公式Instagramでご確認ください)
駐車場 15台
※大型駐車可
公式サイト
http://www.senkei.jp/
公式Instagram
https://www.instagram.com/senkei_murakami