きょうも気ままなお一人様ランチ♪こと「一人みシュラン」です。お送りするのはすがいなおです。よろしくお願いします。
(取材日:2020年1月10日)
今回おじゃましたのは2016年6月に村上市府屋にオープンしたGallery&Café えん。古い歯科医院をリノベーションした店で、夫婦二人で切り盛りされています。
※猫のオブジェは非売品
店名にある通り、ギャラリーとカフェが一緒になった店。ギャラリーはご主人の担当で、長年集めてきた版画や友人である陶芸家の作品、古物なども展示販売しています。カフェ担当は奥様。食材は出来るだけ地元のものにこだわり、料理はもちろんのこと、付け合わせやソースに至るまで手作りしています。
ご夫婦の “こだわり” や “好き” を詰め込んだ店内。女性(老若問わず)はもちろん、手作りの味を求める若い男性も一人でふらっと訪れるとか。
さて、気になるメニューはこちらです。
定番のカレーやスパゲッティーにも惹(ひ)かれますが……
入り口に置かれたブラックボードの「焼肉」という二文字にヤラれました。よし、きょうはキミにきめた!
ランチ(1,000円・税込)
メインの焼き肉は豚ロースのショウガ焼き。パンチの効いたオリジナルのたれがとてもいいです。ご飯がわっしわっし(by 椎名誠)と進みます。
メインをぐるりと取り囲む副菜たち。野菜が多くて彩りがいい → いっぱい食べてもヘルシー → 女子(私のこと)うれしい!の法則が成り立っています。しかも、味付けにメリハリがあって野菜が苦手な人(私のこと)でも食べやすいです。
素揚げしたカボチャに、手作りのかぐらなんばん(神楽南蛮)こうじをのせたもの。カボチャの甘さが引き立ちます。
今の時期、村上の家庭でよく作られ、飲食店でも香の物として供されることが多い赤カブ漬け。よく漬かっていて、甘さ・酸味のバランスが良く、尖ったところがありません。ずっと食べ続けられそう……。
こちらの赤カブ、なんとご夫婦が昔ながらの焼畑農法で栽培したものだそうです。それを酢・砂糖・塩・焼酎のみで漬け込み、無添加・無着色の赤カブ漬けに仕上げています。
この赤カブ漬けは、ご夫婦のもう一つのなりわい「こだわり工房 えん」の商品として販売しています。下記のショッピングサイトからも購入できます。気になる方はぜひお試しを。
https://shop.ng-life.jp/kodawarikoubou-en/
新潟直送計画:こだわり工房 えん
食事の最後には、奥様がハンドドリップで丁寧にいれてくれたコーヒー。
食欲もしっかりと満たされ、しかも野菜たっぷりでヘルシー。こんな素敵なカフェが、新潟県北の村上市府屋にあったなんて! ちょっと車を走らせてでも食べに行く価値アリの店です。ドライブがてら、ぜひ行ってみてください。
Gallery&Café えん
所在地 村上市府屋40-3
電話番号 0254-76-2731
営業時間 日・月・水・金曜日の10:00~16:00(冬季間は~15:00)
定休日 火・木・土曜日