宴会の“〆の一品”として提供されることが多い、村上の岩のりおにぎり。しかし、そのおいしさゆえに「いつでも食べたい!!」と熱望する方も多く、市内飲食店では定番メニューの一つとして、単品注文できるところが数軒あるようです。
というわけで、今回はその中の一軒、JR村上駅前にある石田屋の岩のりおにぎりを紹介します。
(取材日:2023年2月28日)
石田屋はJR村上駅から徒歩1分の場所にあります。
石田屋
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「むらかみシュラン」(2019.11.08公開)より
カウンター(8席)
お座敷(4人掛け×3)
店内は総畳敷き、モダンな和の空間です。ちょっと特別な感じがありつつも、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめます。
ランチは村上名物・鮭を使ったものが人気です。
さて、ここからが本題。
石田屋の岩のりおにぎりのおいしさに迫ります!!
最初に、お茶碗の半分までごはんをよそいます。
石田屋で使用している米は、村上市大毎(おおごと)の専業農家・河面(こうも)さんが作った、いわふね米(岩船米)コシヒカリ。澄んだ空気と大地、そして名水で育まれた米は、それそのものがごちそうで、おにぎりにしても絶品です。
中央に、具の塩引き鮭のほぐし身を置きます。
塩引き鮭は、地元・マルト鮮魚(村上市庄内町)から仕入れています。
マルト鮮魚
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「むらかみやげ」(2020.12.28公開)より
具の上にごはんをのせ、お茶碗から外します。
ふんわり握って、まあるく球形に整えます。
丸めたごはんに小林醤油店(村上市大津)の薄口しょうゆをかけます。
(資)小林醤油店
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しょうゆは、霧吹きを使って少量をまんべんなくかけるのが石田屋流。
岩のりにもしょうゆを吹き、湿らせて柔らかくします。岩のりは、粟島(あわしま)で採れたものや地元・山北産を使っているそうです。
柔らかくなった岩のりをごはんにまとわせます。
アルミホイルで包んで完成です。
それでは実食!!
岩のりおにぎり
1個 660円(税込)
約190g*と重みのある包みをほどくと、ふわんと磯の香りが漂ってきて、食欲がかき立てられます。岩のりをかみ切る食感を楽しみ、しっかりと粒が立ったごはんの甘みを味わいます。小林醤油店のしょうゆが、岩のりとごはんをスッキリとまとめ上げています。
*アルミホイル含む
具の塩引き鮭のほぐし身は、さすがは鮭のまち・村上の粋が詰まった唯一無二の味ですね。ちょうどいい塩加減と身の硬さで、鮭のうま味がギュッと凝縮されています。酒の後の小腹満たしにもサイコーですが、おみやげ(テイクアウトOK!)にしても喜ばれる一品だと思います。
石田屋
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所在地 村上市田端町10-24
電話番号 0254-53-2016
営業時間 【昼】11:00~14:00(Lo)
【夜】17:30~20:00(Lo)
※日曜日の夜の営業は休み
定休日 月曜日※、年末年始
※祝日の場合は翌日
駐車場 15台
公式サイト
https://ishidaya-murakami.jp/