取材日:2025年9月8日
実りの秋、食欲の秋が近づいてきました!
今回訪れたのは、日本海を臨む高台に立つ和風レストラン 美咲。ドライブやツーリングで訪れる人のおなかと心を満たしてくれるお店です。村上の山海の幸を活かした、和食中心のメニューが楽しめます。
日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」から国道345号(日本海パークライン)を進み、車で15分くらいの場所にあります。駐車場は、普通車20台・観光バス2台が駐車可能です。湖畔にたたずむお屋敷のような外観で、存在感抜群!
訪れたメンバーは、秋が待ち遠しいこの3人です。
店内の様子を紹介します。
小上がり(椅子テーブル・座卓)
小さな階段を上がった先に、さらにテーブル席が用意されています。
大きな窓からは、雄大な日本海が一望できます。特に、秋の夕暮れ時は空と海が茜色に染まり、まるで絵画のような景色が広がります。運転の疲れも、ここで一息つけばきっと癒されるはずです。
それではメニューをチェック!
※2025年9月25日現在の情報です
※料金はすべて税込です
いただいた料理3品を紹介します。
ちらし寿し
1980円・税込
※小鉢・みそ汁・漬物付き
見た目からすでに美しいこの一杯、ふたを開けた瞬間からテンションが上がります! 中身はというと、地物を中心にイクラ・ホタテ・甘エビ・マグロ・マダイ・ヒラメ・玉子焼きなど、豪華なネタがぎっしり!! 一つ一つが丁寧に切られていて、鮮度も抜群。岩船産コシヒカリを使用した酢飯との相性もバッチリでした!
特に印象的だったのは、イクラの弾けるようなプチプチ食感。まさに地元・村上の味覚。みそ汁も魚介の出汁が効いていて、心まで温まる味。小鉢は、卵豆腐にワカメが入っていて優しい味で、お漬物も付いていて、全体のバランスも大満足です。
鮭親子丼定食
1,950円・税込
※小鉢・みそ汁・漬物付き
ここから眺めることができる景色は、日本海と三面川[みおもてがわ]の河口。三面川には鮭が遡上します。鮭のまち・村上へ来たなら、鮭は外せないですよね! ということで、鮭親子丼定食を選びました。
鮭もはらこも、どちらも村上でぜひ食べていただきたい逸品ですが、そのどちらも一度で味わえるのはぜいたくですね! 丼の上には、鮭のほぐし身とはらこがたっぷり! ごはんが見えないくらいに敷き詰められています。鮭のほぐし身は、鮭のいい匂いと香ばしさが食欲をそそります。はらこは、プチプチしていて口の中で弾けます。
それぞれで食べてもOK!
一緒に食べてもOK!
あっという間に完食!
ごちそうさまでした。
角煮定食
1,400円・税込
※小鉢2品・みそ汁・漬物付き
新鮮な魚介や地元・村上の美味がそろう美咲のメニューの中でも、「これを目当てに来てくれる」(料理長談)リピーターも多い人気料理がこれ! 岩船[いわふね]地域で育った豚の三枚肉を使い、丁寧な下処理をして煮込み、日本人が愛する甘辛の味付けに仕上げています。
肉の繊維のすみずみまで味が染みわたり、脂や筋の部分はトロンととろける柔らかさ。ごはんに一度着地させ、もろともに口へ運べば、口の中は幸せでいっぱいになることでしょう。
2種類の小鉢は、ワカメが入った卵豆腐と切り昆布の煮物。こちらは優しい味付けで、角煮→ごはん→角煮……とせわしなく咀嚼[そしゃく]を続ける中で、ちょっと小休止、安らぎを与えてくれます。
美咲から見える瀬波温泉街の夕景
撮影日:2017年8月上旬
和風レストラン 美咲は、国道345号沿いにあって、車・バイクでのアクセスは抜群。これからの時期は、秋のドライブ&ツーリング・紅葉狩りとセットで楽しめます。
名勝・笹川流れ
海岸線を走る約11キロの絶景ルート
村上城跡(お城山)
村上のシンボルで紅葉の名所
瀬波温泉
日帰り湯・足湯もオススメ
村上を代表する名所を訪ねて、和風レストラン 美咲でおいしい料理を堪能する──。新潟県村上市で、そんなぜいたくな秋の1日を過ごすのもいいですよね。
所在地 村上市岩ケ崎330
電話番号 0254-52-4295
営業時間 11:00~14:30、17:00~20:00
※日により前後する場合あり。お問い合わせください
定休日 火曜日(変更の場合あり)
駐車場 20台
※観光バス2台駐車可
公式サイト
https://wr-misaki.sakura.ne.jp/