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むらかみシュラン むらかみシュラン

 

村上市のおいしいモノを実食レポートします!

 

記事中で紹介しているメニュー料金・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

2021/12/20

一人みシュラン「食の工房 かがり火」

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2021年最後の「むらかみシュラン」は、すがいなおの一人みシュランです。ことしもいろいろな店で“ボッチ飯”を楽しみましたが、最後は大好物のアレを食べて締めくくりたいと思います。

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2021年の一人みシュランシリーズ
●まちのカフェ 珈琲屋
●サードプレイス ふくちゃcafe
●純喫茶 カトレア
●Cafe 絵里奈

 

今回おじゃましたのは、村上市勝木(がつぎ)にある交流の館 八幡(はちまん)併設の食事処「食の工房 かがり火」です。

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交流の館 八幡は、平成8(1996)年に閉校した山北(さんぽく)町立南中学校の校舎を活用し、平成13(2001)年に開業した“体験交流”宿泊施設。館内では、山北ゆり花温泉の日帰り湯や木工工作などの体験プログラム(要予約)も楽しめます。

 

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食の工房 かがり火は、地元・山北で採れた米や野菜等を使った料理を提供するアットホームな店。近隣の方はもちろん、国道7号・345号を利用するドライバーやバイカーも立ち寄るオアシス的な存在です。

 

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かつて教務室(職員室のこと)だったところをリノベーションした店内。カウンターや小上がり、個室もあります。ちなみに調理場は校長室だったとか。

 

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メニュー数は少ないけれど、どれも気になるものばかり……。イチオシの「やさいタンメン」は、地元の野菜がたっぷり使われていて女性や年配の方に人気だそうです。

 

さて、それでは大好物のコレいただきます!

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とんかつ定食(900円・税込)

大好物のとんかつです。カリカリの衣をまとったジューシー豚ロース!! これはうまい!! ごはんが進みます。

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つやつや輝くごはんは、市内でも特にうまい米の産地で知られる北中(きたなか)産。交流の館 八幡の職員の田んぼで採れた新米コシヒカリです。

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彩りのいい小鉢は野菜たっぷり。こちらも地元で採れた旬のものを使っています。メインのとんかつはもちろん、料理一つ一つがおいしくてうれしくなってしまいます。

 

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食後にはホットコーヒーのサービスもどうぞ。

 

ことし最後の一人みシュランは、大好きなとんかつをいただき大満足。店の温かな雰囲気や山北産の食材のおいしさにも感動しました。

2022年も引き続き、女性一人で気軽に入れる村上の飲食店を紹介していくのでどうぞお楽しみに!

 

 

食の工房 かがり火
所在地 村上市勝木1099
電話番号 0254-60-5222
営業時間 11:30~13:00(Lo 12:30)
     17:30~19:30(Lo 19:00)
定休日 月曜日 ※祝日の場合は変更あり

2021-22 年末年始の営業について
2021年の営業は12/30(木)まで
2022年の営業は1/4(火)から

公式サイト
https://www.chuokai-niigata.or.jp/sanpoku-taiken/

 

2021/11/20

村上市小町「千年鮭きっかわ 井筒屋」でランチ

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村上市小町の千年鮭きっかわ 井筒屋[せんねんざけきっかわ いづつや]におじゃましました。今回は、村上の鮭の伝統料理大好きトリオでランチです。

千年鮭きっかわ 井筒屋
https://www.sake3.com/spot/3798

 

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井筒屋は、村上市役所近くの越後村上 町屋通りの一角にあります。現在の建物は、主屋は明治時代に建てられたもので、外観や内部も古き時代を感じる、村上の町屋造りの建物です。

越後村上 町屋通り
https://www.sake3.com/spot/17880

 

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小町には旅籠屋(はたごや/宿)が多く立ち並んでいたようで、江戸時代には松尾芭蕉と曽良が「奥の細道」の途中に、井筒屋の場所にあった建物に2泊していることが記録に残っています。詳しくは店舗入り口付近に設置してある看板に書かれています。そして、その後も平成の時代まで宿として経営されていた歴史があります。

 

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当日は、平日のオープン直後にもかかわらずお客様がいっぱいでした。事前に予約していた私たちは2階の一室に案内されました。読者の皆様には、予約をしていくことをオススメいたします。

 

食事はメニューを見てから決めました。

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少食の私は鮭料理 八品と単品メニュー「鮭のほっぺた」を。5656Pさんは珍味中の珍味「鮭のきそ」を食べてみたいと鮭料理 十四品、すがいなおさんは極上・豪快はらこ丼を注文しました。

 

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料理を待っていると、最初に運ばれてきたのは土鍋炊きのごはんでした。私たちの到着に合わせて炊かれており、しばらくの間は「蒸らし」のため、ふたをしたまま置かれていました。

 

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そのうちに次々といろいろな鮭料理(&卓上用の七輪)が運ばれてきました。一品ずつ料理の説明をしてくれます。

 

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頃合いを見て土鍋のふたが取られ、蒸気とともに新米ごはんのおいしそうな香りがしてきました。スタッフが茶碗(写真ははらこ丼用の丼)にごはんをよそい、食事が始まります。お米は近隣の米作り名人と契約しているそうです。

 

私のオーダーはこちら。

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鮭料理 八品(2,475円・税込)
●鮭の酒びたし
●鮭手まり寿司
●鮭の白子の寒風干し
●酒びたしの皮 おどり焼き
●鮭の焼漬
●はらこの味噌漬
●鮭のかぶと煮
●塩引鮭
・土鍋炊きごはん
・だし(村上茶+生揚醤油+鰹節)
・薬味(三つ葉・海苔・漬物)
・ひとくち甘酒

鮭のほっぺた(660円・税込)

 

個々の料理を食べた感想をレポートします。

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鮭の酒びたし
「塩を引いた鮭を、村上の寒風で約1年かけて乾かして切ったものです。村上では酒に浸して召し上がるのが一般的ですが、当店ではそのままお召し上がりください」との案内でした。

短冊切りの酒びたしは、長さ約5cm・幅約1cm・厚さは1mm程度でしょうか。熟成している色だと思います。食べてみると歯応えがあり、かむごとに塩味の深いうま味が出てくるように思いました。

 

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酒びたしの皮 おどり焼き
鮭の酒びたしとともに約1年かけて干したもの。皮まで大切に味わい尽くそうという心が伝わってきます。約5cm四方くらいでしょうか、上部はつなげたまま、幅5mmくらいの間隔で切れ目が入っています。

「炭火であぶり、手で裂いてお召し上がりください」との案内で、七輪にのせて炙ったところ、くるくると回りながら短時間で焼かれていき、焦げる前に手で裂いて食べました。珍味で酒のあてにもいいと思いました。一般的に、鮭の皮は硬いイメージをお持ちの方が多いと思いますが、とても柔らかでした。

 

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鮭手まり寿司
鮭の生ハムが巻かれたひと口大の寿司。「鮭の生ハムは2ヵ月寒風で干し、その後は半年かけて低温熟成させたものです」との案内でした。鮭の生ハムは、口の中で何とも言えない優しさを感じるような味でした。酸っぱくなく、甘みがありました。

 

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鮭の白子の寒風干し
みそ味ですが、食感はキャラメルのようにねっちりしていました。

 

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鮭の焼漬
小さくサイコロ切りされた鮭は、しょっぱみが少なく、薄味で上品なしょうゆ味でした。

 

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はらこの味噌漬
うっすらとみそ味を感じるのですが、それ以上にはらこに甘みがあるようでした。

 

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鮭のかぶと煮
どうしたらこんなに上品な甘みのある味になるのでしょうか。適度な堅さがあるのに、口の中でとろけていくようでした。

 

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塩引鮭
切り身が二つありました。「炭火で2分で焼けます」の案内を聞いて、そんな短時間で焼けるの?と思いましたが、実際2分で焼けました。一切れは白いごはんで食べました。ごはんが進むちょうどよい塩加減でおいしかった。もう一切れはお茶漬けにして食べました。だし汁(村上茶+生揚醤油+鰹節)が塩引鮭のほぐし身と絶妙なバランスで、うま味が増したように感じました。

 

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鮭のほっぺた
柔らかさのある乾きです。甘い塩味で、感覚的にはホタテのような肉質に感じます。炭火で焼いて、手で裂いて食べてみました。手で裂いて食べると格別な味になるような気がします。一匹の鮭から、ほんの少ししか取れないことを知っているので、食べていても鮭に対して感謝の気持ちが湧いてきます。

 


 

お次は5656Pさん。

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鮭料理 十四品(4,620円・税込)
●鮭の酒びたし
●鮭手まり寿司
●鮭の白子の寒風干し
●酒びたしの皮 おどり焼き
●鮭の焼漬
●はらこの味噌漬
●鮭のかぶと煮
●鮭の生ハム
●鮭の白子煮
●鮭昆布巻
●鮭の飯寿司(いずし)
●鮭のきそ
●鮭の中骨煮

●塩引鮭
・土鍋炊きごはん
・だし(村上茶+生揚醤油+鰹節)
・薬味(三つ葉・海苔・漬物)
・ひとくち甘酒

 

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鮭のきそ
村上で暮らしていても「鮭のきそ」は食べたことがない。今回はぜひ食べてみたいと鮭料理 十四品を選びました。「鮭のきそ」は、鮭の身とはらこ、麹と塩と植物のアザミが入っていて、2年間熟成したものとのこと。昔、村上から朝廷に納めたものを、千年鮭 きっかわの先代が再現したそうです。見た目はみそのようですが、食べると濃厚なうま味で、味に深みや厚みがあり、アザミのちょっとした苦みも最後に感じられました。ぜひ一度食べてみてほしい一品です。

千年鮭 きっかわ
https://www.sake3.com/spot/126

 

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鮭昆布巻
歯舞(はぼまい)産の昆布を使ったものでおいしい! ずっと食べていたい一品でした。

 

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鮭の飯寿司
最初はシャーベット状で出てきますが、他の料理を食べ進めているうちにだんだんと自然解凍され、食べる頃にはちょうどよくいただけます。これは計算しているのかな? 千年鮭 きっかわの甘くておいしい麹が、飯寿司のおいしさを引き立てています。

 

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ひとくち甘酒
砂糖が入っていないのに、とっても甘くておいしいです。

 

今回は14品と多めの鮭料理を選んでみましたが、どれもこだわりをもって作られていて、心と体で味わえました。食べ方・炙り方・焼き方など、おいしく味わうためのポイントやどのように作られた料理か、14品一つ一つに丁寧な説明があり、手間暇かけて作られている料理の数々にとても感心しました。

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鮭料理 十四品には次のような料理も付いています。

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鮭の生ハム

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鮭の白子煮

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鮭の中骨煮

 


 

最後にすがいなおさん。

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極上・豪快はらこ丼(3,895円・税込)
●はらこ丼
●鮭手まり寿司
●鮭の白子の寒風干し
●塩引鮭
●鮭のかぶと煮

●鮭の焼漬
●漬物
だし(村上茶+生揚醤油+鰹節)
●ひとくち甘酒

 

現在開催中の「村上はらこ丼フェスティバル」のメニューでもあるこちら。以前から食べてみたいなぁと思っていました。今回は、清水の舞台からダイブする気分で注文しましたよ。

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土鍋で炊いたふっくら艶々ごはんに、小鉢いっぱいのはらこをドバドバかけちゃう背徳感。ごはんが見えなくなるまでかけちゃうもんね、ウヒヒ。

 

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このはらこ、千年鮭 きっかわの職人がひと腹ひと腹選別し、最上級と認めた大粒のものだけを使っているそうです。それはもう、今まで私が食べてきたはらことは別物ですよ。皮はあくまで柔らかく、舌や歯に当たるとプチンと破れて、うま味がブワワッとあふれます。

この季節だけ、鮭のまち・村上ならではの美味! はらこ好きな方にはぜひご賞味いただきたい絶品です。

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日頃、自宅では作ることが出来ないような鮭料理を堪能することができ、幸せな時間を過ごすことができました。皆様もぜひお出かけください。

 

 

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千年鮭きっかわ 井筒屋
https://www.sake3.com/spot/3798

所在地 村上市小町1-12
電話番号 0254-53-7700
営業時間 11:00~14:00(Lo)
定休日 年末年始
駐車場 3台

公式サイト
https://www.murakamiidutsuya.com/

 

2021/10/05

一人みシュラン「Cafe 絵里奈」

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今回も、自由気ままに一人でごはん。
すがいなおです。

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今回おじゃましたのは、村上市貝附(かいつけ)集落の高台に立つCafe 絵里奈(カフェ えりな)。自宅を改装して2018年にオープンしたカフェは、店主・菅井悦子さんの長年の夢だったとのこと。以来、ちょっと分かりづらい場所にあるにも関わらず、たくさんの方が訪れる人気店です。

 

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Cafe 絵里奈への行き方を簡単に説明します。国道7号と113号が交わる十文字交差点を関川村方面へ。車で約5分程行くと貝附集落の入り口があるので、写真の赤い矢印ように曲がりましょう。
集落内の道は大変狭いので、運転には細心の注意をお願いします。

 

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こちらが店の外観、小さな看板が目印です。

 

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玄関の前には、その日のオススメが出ています。

 

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店内の様子です。友人宅に招かれたような、気の置けない感じがいいですね。テーブル席の他に、カウンターやソファー席、畳の席もあります。

 

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天気の良い日はテラス席も利用できます。眼下にはのどかな田園風景が広がり、なお一層ゆったりした気持ちに。

 

メニューはこちら。

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店主が長崎県出身ということで、長崎カステラの名店「福砂屋」のカステラお取り寄せもやっています。ちなみに店名の「絵里奈」は、店主が昔アルバイトをしていた長崎・出島の喫茶 絵里奈から「のれん分け」してもらったものだそう。

 

ランチは、限定5食の日替りランチ(この日はグリーンカレーでした)をはじめ、デミグラスソースのオムライスと煮込みハンバーグの3種類。さて、どれをいただこうかしら……。
事前予約があれば、長崎名物の皿うどんやちゃんぽん、出島の喫茶 絵里奈直伝の分厚いだし巻き玉子を挟んだ「たまごサンド」もいただけるそうです。

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オムライス<デミグラスソース>(1,000円・税込)
※サラダ・前菜・飲み物付き

バターの香りをまとったとろとろ玉子に、こっくりとした深みのあるデミグラスソースがかかったオムライス。中はケチャップライスで、玉子の甘み・デミグラスソースの濃厚なうま味とよく合います。ひとさじ、またひとさじ……と食べる手が止まらなくなる一皿です。

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サラダと前菜。この日の前菜は、右上から時計回りでカボチャのサラダ、アボカドを生ハムで巻いたもの、ゴボウとニンジンのサラダでした。

 

食後にはこちらも。

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季節のパフェ(800円・税込)

季節の果物をふんだんに盛り込んだ、Cafe 絵里奈の人気メニュー。この日はイチジクを中心に、シャインマスカットや黒ブドウのピオーネ、和ナシが使われていました。

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イチジクは、皮ごと食べられる珍しい白イチジク(桃川農園のもの)と胎内産の完熟イチジクを使っています。

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横から眺めてみると、パフェグラスの底にはイチジクのジュレとパンナコッタ。赤と白のコントラストが美しいです。イチジクが終われば、栗の渋皮煮や秋の果物を使った「秋パフェ」に変わるそうです。こちらもおいしそうですね。

 

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店内には、地元作家が手がける雑貨や小物類が置かれていました。

 

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店主の想いが実現した、アットホームな自宅カフェ。気取らない雰囲気と心のこもった手作りの料理、高台からの素晴らしい眺めにも心癒やされます。友人や家族、もちろん一人でも、Cafe 絵里奈でゆったりとした時間をお過ごしください。

 

 

Cafe 絵里奈(えりな)
所在地
 村上市貝附1043
電話番号 0254-62-4086
営業時間 11:00~17:00
定休日 月曜日、第2・4火曜日
駐車場 4台

公式Instagram
https://www.instagram.com/cafe_erina_murakami/

 

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