約1年ぶりの「一人みシュラン」、一人でどこでも行っちゃうよ! すがいなおです。
今回は、黒塀通り(安善小路)や町屋が軒を連ねる大町・小町といった観光スポットからもほど近い、まちのカフェ 珈琲屋(コーヒーや)へ行ってきました。
まちのおいしいものを熟知するタクシードライバーもこちらのコーヒーはオススメ!とのこと。否が応でも期待が高まりますねェ。
2019年8月に村上市大町から大工町へ移転した珈琲屋。目の前には白壁土蔵造の本堂(重文)が有名な浄念寺の山門(写真左)が見え、落ち着いた雰囲気です。
店内は二人掛けの席とカウンターがあります。
店内には、店主の佐藤道子さんが集めたコーヒーカップのコレクション、単行本・雑誌・絵本(先月亡くなられたエリック・カールさんの『はらぺこあおむし』がここにも)が。料理・飲み物が提供されるまでの間、これらを眺めてのんびり待ちましょう。
↓↓ 料理・飲み物のメニューはこちらです。
さて、何をいただこうかしら……。
まずは食事メニューから。
焼きサンド(850円・税込)
※スープ・小鉢・コーヒー(または紅茶)付き
「チーズ好きにはたまらない」との店主のアドバイスを受け、チーズを愛する私はこちらを注文。厚みのある食パンを使用しているため、表面はカリッと香ばしいのに、内側はふんわり柔らかいのが特徴です。
2枚の食パンの間にはシュレッドチーズがみっちり詰まっています。撮影用に切ってもらうと、アチチッなチーズがマグマのように流れ出てきました。チーズのほかは一切入っていないため、チーズのおいしさだけを心ゆくまで楽しめます。
小鉢は日替わりで、料理好きな店主手作りのお惣菜がいただけます。この日はポテサラ、フキのきんぴら(コレおいしかった!)、冷ややっこでした。
お次はデザート。
アップルパイ(700円・税込)
※コーヒー(または紅茶)付き
サックサクのパイ生地の上には、角切りの煮リンゴ(新発田・菅谷産の紅玉)がごろごろ。焼きたてアップルパイのおいしさは何物にも代えがたいです。
そして、アップルパイと一緒にいただくのは……
珈琲屋ブレンドコーヒー(単品400円・税込)
自家焙煎豆3種類をブレンドし、イタリア製のマシンで抽出する珈琲屋のブレンドコーヒー。表面を覆う細かな泡(クレマ)、豊かな香り・こく・苦みが特徴の深煎りコーヒーはアップルパイとの相性もピッタリです。
自家焙煎コーヒー豆を販売する店に始まり、大町で喫茶店を営んで20年、そして現在地に移って2年。長きにわたり愛され続けるこの店の魅力は、おいしいコーヒーや料理はもちろん、落ち着いた雰囲気や店主の明るい人柄にもありそうです。
まち歩き・町屋散策で疲れたら、こちらでちょっと小休止。はやりのスイーツや映えるドリンクはありませんが、確かなおいしさとゆっくりくつろげる空間が皆さんを癒やしてくれると思います。
まちのカフェ 珈琲屋
所在地 村上市大工町1-12
電話番号 0254-53-5544
営業時間 11:00~16:00頃
定休日 不定休
駐車場 4台