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村上市のおいしいモノを実食レポートします!

 

記事中で紹介しているメニュー料金・店舗情報等は
取材当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

2021/07/26

一人みシュラン「サードプレイス ふくちゃcafe」

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一人で気ままにおいしいランチこと「一人みシュラン」、すがいなおです。

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今回おじゃましたのは、2020年9月にオープンし、間もなく一周年を迎えるサードプレイス ふくちゃcafeです。こちらのカフェ、小学校の同級生でそれぞれ管理栄養士(冨田さん/調理担当)と保健師・産業カウンセラー*(柏櫓さん/フロア担当)として働く女性二人が経営しています。
*主に企業で働く人たちの不安やストレスを自ら解消できるように支援するカウンセラー

 

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左から:柏櫓さんと冨田さん(撮影のためマスクを外しています)

食事によって体の調子を整え、子どもをはじめとした地域の人々の居場所となり、心のサポートもしたいと考えている二人。料理を提供するだけでなく、15:30からのブレイクタイムには店の一角を子どもたちの学習ルームとして開放したり、「ふくちゃ保健室」(要予約)と銘打って栄養や健康に関する相談に応じたりと、自分たちの専門を生かした活動も行っています。

……と、ふくちゃcafeの活動内容の一部を書き出してみましたが、今回はランチの紹介ということで、まずはメニューを掲載します。

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ブレイクタイム(15:30~18:30)のメニューはこちら。

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ブレイクタイムの食事メニューは軽め(腹八分目)の内容だそうです。

 

 

さて、それでは何を食べようかな?

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メニューを眺めていると、水の代わりにウェルカムドリンクのルイボスティーと煎り豆がのった小皿が運ばれてきました。このちょっとした部分にも、二人の食に対するこだわりと体への気遣いが感じられます。

 

 

それでは、いただいた料理を紹介します。

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日替わりセット(850円・税込)

夏野菜をふんだんに用いた、目にも鮮やかな日替わりランチ。ズッキーニやインゲンの緑色、トマトの赤色、トウモロコシの黄色、そして、ナスや古代米の黒色ととてもカラフルです。調理法も蒸す・揚げる・煮る・炒めると多岐にわたり、料理ごとにいろいろな食感が楽しめます。

 

一皿ずつ簡単に紹介していきます。

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メインは夏野菜の重ね蒸し。豚肉と野菜のうま味が重なり合い、シンプルな味付けなのに奥行きのあるおいしさ。

 

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インゲン、サツマイモ、トウモロコシのフリット(写真左)と枝豆が彩りを添える洋風きんぴら。

 

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小鉢は炒めた3種のきのこを大葉とユズこしょうで和えたもの。

 

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ホウレンソウがたっぷり入った豆腐のみそ汁。みそは地元・小林醤油店のものを使用。

 

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弥傳次農産(村上市下鍜冶屋)の古代米と白米を合わせたごはん。

 

メニューにも「野菜好きの管理栄養士が作る気まぐれな日替わり」とある通り、その日手に入った食材を使い(店で使ってほしいと野菜を持ってきてくれる方も多いとか)、何が出てくるかはその日によって異なります。

 

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詳細はホワイトボードに書かれているので、こちらもよくご覧ください。

 

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ホワイトボードには「野菜指数」という表示があります。一日で摂取したい野菜の量をクローバーの葉の数で示したもので、今回の食事でどれくらいの量の野菜が摂れるか一目で分かります。

 

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ちなみに、この日の日替わりセットを完食すると一日の約半分の野菜を食べたことになります。野菜不足が気になる方は「野菜指数」もチェックしてみてください。

 

 

続いてデザート!

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うぇるかむスイーツ(400円・税込)

2~3種類のスイーツ盛り合わせ。調理担当の冨田さんが「その日、自分が食べたいと思った」地元の洋菓子・和菓子をちょっとずつお皿にのせて提供しています。この日は、写真左から桃川農園(村上市桃川)の「野菜ジェラート(スイートコーン)」、卯月堂菓子舗(胎内市北本町)の「米粉のコーヒーどらやき」、HAPPY SUGARの「チーズチーズ(チーズケーキ)」でした。

 

 

最後に、ふくちゃcafeのメニューの中でも飛び切りステキなものを紹介します。

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この「ごちピン」は、世界中のカフェで広がっているSuspended Coffee(保留コーヒー)*のアレンジバージョン。飲食代にプラスしてごちピン(1本150円)を購入すると、学習ルームとしてここを利用している子どもたちがピンの数だけ軽食を食べることができるのです。
*飲み物や食べ物を必要としている誰かのために事前に料金を払うシステムのこと

 

旬の食材をふんだんに使った料理がいただけたり、放課後の子どもたちの居場所になったり、学校や職場にストレスや不安を抱えた人たちの相談室になったり……。ふくちゃcafeにはいろいろな利用の仕方があるので、気になる方は公式サイトでご確認ください。でも、まずは野菜いっぱいのおいしいランチを食べて、ちょっと体にいいことをした!という気分になるのもいいですね。

 

 

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サードプレイス ふくちゃcafe
所在地
 村上市坂町1761-2
電話番号 090-2163-0696
営業時間 [ランチ]11:00~14:00 [ブレイク]15:30~18:30
定休日 木・日曜日、第1・3土曜日、その他 不定休 ※詳細は公式サイトをご覧ください
公式サイト https://hukutya-cafe.amebaownd.com/

 

2021/06/20

一人みシュラン「まちのカフェ 珈琲屋」

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約1年ぶりの「一人みシュラン」、一人でどこでも行っちゃうよ! すがいなおです。

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今回は、黒塀通り(安善小路)や町屋が軒を連ねる大町・小町といった観光スポットからもほど近い、まちのカフェ 珈琲屋(コーヒーや)へ行ってきました。

まちのおいしいものを熟知するタクシードライバーもこちらのコーヒーはオススメ!とのこと。否が応でも期待が高まりますねェ。

 

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2019年8月に村上市大町から大工町へ移転した珈琲屋。目の前には白壁土蔵造の本堂(重文)が有名な浄念寺の山門(写真左)が見え、落ち着いた雰囲気です。

 

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店内は二人掛けの席とカウンターがあります。

 

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店内には、店主の佐藤道子さんが集めたコーヒーカップのコレクション、単行本・雑誌・絵本(先月亡くなられたエリック・カールさんの『はらぺこあおむし』がここにも)が。料理・飲み物が提供されるまでの間、これらを眺めてのんびり待ちましょう。

 

↓↓ 料理・飲み物のメニューはこちらです。

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さて、何をいただこうかしら……。

 

 

まずは食事メニューから。

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焼きサンド(850円・税込)
※スープ・小鉢・コーヒー(または紅茶)付き

「チーズ好きにはたまらない」との店主のアドバイスを受け、チーズを愛する私はこちらを注文。厚みのある食パンを使用しているため、表面はカリッと香ばしいのに、内側はふんわり柔らかいのが特徴です。

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2枚の食パンの間にはシュレッドチーズがみっちり詰まっています。撮影用に切ってもらうと、アチチッなチーズがマグマのように流れ出てきました。チーズのほかは一切入っていないため、チーズのおいしさだけを心ゆくまで楽しめます。

小鉢は日替わりで、料理好きな店主手作りのお惣菜がいただけます。この日はポテサラ、フキのきんぴら(コレおいしかった!)、冷ややっこでした。

 

お次はデザート。

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アップルパイ(700円・税込)
※コーヒー(または紅茶)付き

サックサクのパイ生地の上には、角切りの煮リンゴ(新発田・菅谷産の紅玉)がごろごろ。焼きたてアップルパイのおいしさは何物にも代えがたいです。

 

そして、アップルパイと一緒にいただくのは……

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珈琲屋ブレンドコーヒー(単品400円・税込)

自家焙煎豆3種類をブレンドし、イタリア製のマシンで抽出する珈琲屋のブレンドコーヒー。表面を覆う細かな泡(クレマ)、豊かな香り・こく・苦みが特徴の深煎りコーヒーはアップルパイとの相性もピッタリです。

 

自家焙煎コーヒー豆を販売する店に始まり、大町で喫茶店を営んで20年、そして現在地に移って2年。長きにわたり愛され続けるこの店の魅力は、おいしいコーヒーや料理はもちろん、落ち着いた雰囲気や店主の明るい人柄にもありそうです。

まち歩き・町屋散策で疲れたら、こちらでちょっと小休止。はやりのスイーツや映えるドリンクはありませんが、確かなおいしさとゆっくりくつろげる空間が皆さんを癒やしてくれると思います。

 

 

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まちのカフェ 珈琲屋
所在地 村上市大工町1-12
電話番号 0254-53-5544
営業時間 11:00~16:00頃
定休日 不定休
駐車場 4台

 

2020/02/02

一人みシュラン「Gallery&Café えん」

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きょうも気ままなお一人様ランチ♪こと「一人みシュラン」です。お送りするのはすがいなおです。よろしくお願いします。
(取材日:2020年1月10日)

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今回おじゃましたのは2016年6月に村上市府屋にオープンしたGallery&Café えん。古い歯科医院をリノベーションした店で、夫婦二人で切り盛りされています。

 

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※猫のオブジェは非売品

店名にある通り、ギャラリーとカフェが一緒になった店。ギャラリーはご主人の担当で、長年集めてきた版画や友人である陶芸家の作品、古物なども展示販売しています。カフェ担当は奥様。食材は出来るだけ地元のものにこだわり、料理はもちろんのこと、付け合わせやソースに至るまで手作りしています。

ご夫婦の “こだわり” や “好き” を詰め込んだ店内。女性(老若問わず)はもちろん、手作りの味を求める若い男性も一人でふらっと訪れるとか。

 

さて、気になるメニューはこちらです。

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定番のカレーやスパゲッティーにも惹(ひ)かれますが……

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入り口に置かれたブラックボードの「焼肉」という二文字にヤラれました。よし、きょうはキミにきめた!

 

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ランチ(1,000円・税込)

メインの焼き肉は豚ロースのショウガ焼き。パンチの効いたオリジナルのたれがとてもいいです。ご飯がわっしわっし(by 椎名誠)と進みます。

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メインをぐるりと取り囲む副菜たち。野菜が多くて彩りがいい → いっぱい食べてもヘルシー → 女子(私のこと)うれしい!の法則が成り立っています。しかも、味付けにメリハリがあって野菜が苦手な人(私のこと)でも食べやすいです。

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素揚げしたカボチャに、手作りのかぐらなんばん(神楽南蛮)こうじをのせたもの。カボチャの甘さが引き立ちます。

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今の時期、村上の家庭でよく作られ、飲食店でも香の物として供されることが多い赤カブ漬け。よく漬かっていて、甘さ・酸味のバランスが良く、尖ったところがありません。ずっと食べ続けられそう……。

 

こちらの赤カブ、なんとご夫婦が昔ながらの焼畑農法で栽培したものだそうです。それを酢・砂糖・塩・焼酎のみで漬け込み、無添加・無着色の赤カブ漬けに仕上げています。

 

この赤カブ漬けは、ご夫婦のもう一つのなりわい「こだわり工房 えん」の商品として販売しています。下記のショッピングサイトからも購入できます。気になる方はぜひお試しを。

https://shop.ng-life.jp/kodawarikoubou-en/
新潟直送計画:こだわり工房 えん

 

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食事の最後には、奥様がハンドドリップで丁寧にいれてくれたコーヒー。

 

食欲もしっかりと満たされ、しかも野菜たっぷりでヘルシー。こんな素敵なカフェが、新潟県北の村上市府屋にあったなんて! ちょっと車を走らせてでも食べに行く価値アリの店です。ドライブがてら、ぜひ行ってみてください。

 

 

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Gallery&Café えん
所在地 村上市府屋40-3
電話番号 0254-76-2731
営業時間 日・月・水・金曜日の10:00~16:00(冬季間は~15:00)
定休日 火・木・土曜日

 

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